高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


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2009年 03月 25日 ( 1 )

ジウⅡ・Ⅲ

「ジウⅡ 誉田哲也著 中公文庫」
「ジウⅢ 誉田哲也著 中公文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ○

ジウⅠの続編、というより、”Ⅰ”、”Ⅱ”、”Ⅲ”と続いて、ひとつの話だ。
”Ⅰ”から”Ⅱ”へ常識的な警察小説の感じで続くが、”Ⅱ”の後半から
意外な展開へと移っていく。”Ⅲ”は、「えー」と”Ⅲ”の末尾の解説で、
作家の池上冬樹氏が言っているが、荒唐無稽な展開になる。
何しろ物語の展開にスピード感がある。

しかし、米治郎としては、このスピード感が今一である。
ストーリーとして”Ⅲ”は、”Ⅱ”の前半で期待できそうな展開を
予感させたのに、”Ⅱ”の後半で、ちょっとがっかり、
そして、”Ⅲ”に入って、解説のとおり、荒唐無稽な展開でがっかりである。
だから、米治郎の年代より上の世代にはがっかりだが、
たぶん、下の世代、今の若い世代の作家、そう誉田哲也氏も1969年生まれで
それらの作家の部類に入るので、若い人的には、この展開が良いのであろう。

そして、”Ⅲ”で出てくる”新世界秩序”、今、読んでいるダビンチ・コードの
ダン・ブラウンの続編”天使と悪魔”、9・11以降の新世界秩序なのか・・・。

若い世代に受ける主人公、”美咲”と”基子”、これがまさに
”今”の警察小説なのであろう。だが、米治郎が全くわからなくて、
途中で止めてしまった”伊坂幸太郎”ほどではない。
とりあえず、最後まで読めた。
それは、”美咲”と”基子”の主人公が気になったことが一番の原因だ。

だが、この世代の作家、明らかに米治郎と年代が違うことを実感する。
結局、勢いで読んだ。
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by l-cedar | 2009-03-25 23:25 | 感想文