高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

2008年 07月 31日 ( 2 )

被弾

「被弾 堂場瞬一著 中公文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

刑事鳴沢了シリーズの第2巻、すっかり嵌った。
鳴沢了は新潟県警を辞めていた。
そして、なんと、警視庁に中途採用されていた。
本人は、英語を生かした語学の中途採用と思っていたが、
そうではなかった。新潟県警の幹部である父親が
裏で手を回していた。

東京では田舎である多摩署の刑事課に配属されていた。
しかし、仕事は満足に与えられず、資料室に篭り、昔の事件の
資料を読む毎日だった。
心には、祖父が自ら選んだ死を目の前で、助けず、
それより、自分の罪を祖父が認め、死を選んだこと。
それが、重くのしかかっていた。

前編に引き続き、鳴沢了の視点で物語は進む。
人手が足りなくて、あるホームレスの襲撃事件に駆り出された。
そこで、同じ刑事課の女刑事”小野寺冴”と出会う。
彼女は、モデルのようなスタイルである。なぜ、刑事なのか?
子供の頃、家が火事になり、隣に住んでいた刑事に助けられ、
それから彼に憧れ、刑事に憧れ、警官になり、刑事になり、
その助けられた刑事の同僚になった。
しかし、彼女の目の前で、婦女暴行犯に、その刑事が撃たれ、死ぬ。
彼女は、その犯人を撃ち、虫の息のその犯人の眉間に止めを撃つ。
それが警視庁内で問題になり、多摩署へ左遷されたのだった。

彼女との会話の描写が良い。最初は言い合いの喧嘩ばかり。
しかし、少しずつ打ち解けてくる。そして、お互いに一線を越える。

鳴沢には、大学時代のラグビー部の先輩であり、大親友の沢口裕生、
彼は、公立中学の教師をしていた。

さて、ホームレス襲撃事件、被害者が消えてしまった。
ひざを割られて、足に大怪我をしているらしい。
どこへ消えてしまったのだろう。
そして、第2の事件が起きる。ある会社員が家の前で襲われた。
殺人未遂だったが、被害者は死に、殺人事件となった。

ホームレスの行方を追ううちに、その被害者は、
昔、学生運動の左翼系のセクトに属していたことがわかってきた。
そして、その会社員も同じセクトだった。事件は繋がるのか?
同僚であり、恋人でもある、小野寺冴との間はどうなるのだろうか。

事件には悲しい出来事が隠されていた。
犯人は、鳴沢の良く知っている人間だった。
[PR]
by l-cedar | 2008-07-31 23:52 | 感想文

マンタ

大阪への出張、なんと、昼の真っ只中、
お客さんの急なスケジュール変更で、3時間もあいてしまった。

ここは、前から行きたいと思っていた”海遊館”へ行くしかないと
思い行ってきた。
そして、前から会いたかった”マンタ(オニイトマキエイ)”に会ってきた。
世界初の展示だそうだ。餌付けの成功も世界でも例がないそうだ。

あるテレビ番組を見ていて、俳優の的場浩司さんが、
京都の撮影で、オフになると、大阪の海遊館へマンタを見に行くそうだ。
それを見て、ぜひ米治郎も行きたいと思っていた。

大阪市営地下鉄中央線の大阪港で降りて、徒歩10分、
海遊館があった。入場料2,000円は、ちと高いかな、と、
この時点で思ったが、せっかくここまで来たのだから、
と、思い、2,000円を支払って入場した。
夏休みだということが頭になかった。
子供が大きくなると、子供の夏休みなどいつから始まって
いつ終わるのか、全く頭の中からなくなる。

中へ入ると、淡水の展示があり、目指すマンタはまだ遠かった。
ジンベイザメが海遊館の今の一押しのようだ。
ジンベイザメの水槽があった。二匹の大きな魚が泳いでいる。
そして、その網で仕切りがある隣、マンタはいきなりやってきた。

c0003409_23171774.jpg

c0003409_23173513.jpg

c0003409_23174952.jpg


いやー、的場さんの言うとおりであった。
何しろ見ていて飽きない。
ただ、水槽の中をぐるぐる飛ぶように泳いでいるだけなのだが、
水槽がすごいでかさ、ビルの5階建てくらいの深さがあり、
その周りが周回できて見れるようになっているのだが、
それが5階層あるのだ。その中を雄大に泳いでいる。
そして、一番興味深かったのは、その名前の由来になっている
角のような糸巻きのような”頭ビレ”だ。
平らになったり、片側だけ巻いたり、両方とも巻いたり、

”ラジバンダリ”、

”違うか”。

結局、昼飯食うのも忘れて、2時間見ていた。

また、ぜひ、来たい、と思う。
[PR]
by l-cedar | 2008-07-31 23:28 | 日々