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高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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北京オリンピック考

ちょっと、大袈裟なタイトルになったが、
北京オリンピックが始まって、1週間、
日本は、このブログを書いている時点、
14日の10時半で、金4、銀2、銅3のメダル数だ。
開会式の空撮が、CGだったり、開会式の歌っていた子は
口パクだったり、報道陣に配られた公式グッズの中の
ラジオのオリンピックのシールをはがしたら、そこには
日本のアイドル、小倉優子が出てきたり、と、
さすが、中国という感じだが、米治郎、一番驚いたのは、
バトミントンの試合、例の”オグシオ”ペアーが、中国ペアーを
相手に戦ったときの中国の応援団だ。
前日、”マエスエ”ペアーが中国のアテネオリンピックの
金メダルペアーを破ったことへの報復とされているが、
あまりにも、低俗すぎる。
「殺せー、殺せー」との合唱だったらしい。
試合をやっている”オグシオ”たちは、言葉がわからないのだが、
それでも恐怖を感じたという。

北京市内、貧しい人たちが住む地域は、塀で隠してしまったらしい。
北京は、中国の首都だから、地方から出稼ぎで来ている人も多い
そうだが、そういう人たちは、皆、田舎へ強制的に帰されたそうだ。
しかし、地震で大被害のあった四川から来た人は帰るところもなく、
途方にくれているという。
貧乏な人たちは、オリンピックは全く関係ないようだ。
オリンピックをやっていることを知らない人も多いらしい。
北京で平和の祭典が行われている裏、新疆ウイグル自治区で
テロ事件が発生している。

1964年の東京オリンピック、米治郎は小学校一年生だった。
あのオリンピックで、東京は変わった。
戦後の復興から立ち直り、”世界に追いつき、追い越せ”が
より具体的になっていった。

北京オリンピックを契機に、中国は変われるのだろうか?
by l-cedar | 2008-08-14 10:54 | 日々