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高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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マリーアントワネット

米治郎の推薦度 ☆

マリーアントワネットを見た。ソフィア・コッポラの監督だ。
ソフィア・コッポラはフランシス・コッポラの娘だ。
マリーアントワネットが、オーストリアからフランスに嫁いできて、
バスチーユ牢獄の襲撃までを描いている。
何しろ、豪華絢爛である。本物のヴェルサイユ宮殿で撮影され、
着るもの、食べるもの、すべて豪華の一言だ。
話のあらすじは、皆、知っていることなので、映像でそれを表すことに
重きを置いている感じだ。音楽も、意に反して、クラシックは一切使わず、
ロック系のものばかりだ。それがすごく新鮮だった。

夫のルイから、夜の生活を全くしてもらえず、やっと、身ごもって
出産するシーン、夫はもちろん、親戚取り巻き一同で、
ベッドで奮闘している彼女の下半身を見つめている。
米治郎が「はー、あんなにみんなで見ていたんだ」というと、
奥さんが「そりゃそうよ、ちゃんと本人から生まれるか
確認しなきゃいけないからでしょ」
確かにそうだ。お世継ぎな訳だから、しかも、ずっと生まれなかったのが
やっとできたわけだからねぇ。

豪華さを見る価値はある映画だった。
by l-cedar | 2007-10-20 09:40 | 感想文