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高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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倫敦暗殺塔

米治郎の推薦度 ☆

「倫敦暗殺塔 高橋克彦著 祥伝社文庫」を読んだ。
何気なく、本屋で手に取って、題名と、背表紙の説明を
読んで、購入した。
米治郎の場合、この背表紙の本の内容の説明が
購入するかどうか選択する上で、非常に重要である。
だから、本は必ず手に取って購入するので、
通販では絶対に購入しない。
さて、この本だが、明治18年(1885)、日本は
明治政府が欧米諸国に追いつくために、日々努力していた。
その中で、日本ブームに沸くロンドンで、日本風俗博覧会が
好評を博し、氏族平民百名近くが、ロンドンへ渡り、
日常生活を紹介していた。そんな中、倫敦塔で、
日本軍人が殺された。
彼が持っていた暗号のような手紙から・・・。
内容的には、結構深い。
それより、明治政府が樹立するまでの
徳川残党と官軍の数々の戦い、
想像はできていたが、官軍の中には
酷いことをしていた奴がいたことを知った。
最初の推薦度で示すとおり、
B級作品で、この時代が好きな人は
是非読んでみるとよい。
by l-cedar | 2007-02-12 10:01 | 感想文