高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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そろそろ黙っていられなくなった-2

今、気になっていることのひとつは「集団的自衛権」のことだ。
「個別的自衛権」は独立国として、当然の権利であるから
国として、これを主張することは誰でもわかる。
しかし、「集団的自衛権」は、まったく意味合いが違う。
もし、日本がこれを宣言すれば、子供や孫の世代は
戦地に赴く可能性がある。

もっと言うと、海上自衛隊のイージス艦、
航空自衛隊の戦闘機、陸上自衛隊の戦車、
ミサイルや砲撃の発射スイッチを押す、
それを押すことによって、複数の人間を殺す判断をしなければいけない。
自衛官の方たちにその覚悟があるかということだ。
想像力を働かせてほしい、着弾点はどうなるか。
しかも今までの「専守防衛」ではなく、こちらから
先に仕掛けなければいけないことも出てくる。
目の前で、ピストルやナイフで殺すのではなく、
ボタンを押すだけで、何人もの人を殺してしまうのだ。
攻撃対象になった相手は、そのボタンを押されたことによって、
地獄のようなありさまになるのだ。
安倍さんが紙芝居で、おじいさんやおばあさん、
子どもや孫が出て来て、このままでは危ないと訴えたが、
相手を殺してしまえば、その報復もある。
負の連鎖を起こしてしまう。

世界で自衛隊が平和維持活動をしているが、
日本は戦わない国だから、隊員たちは
爆弾テロなどに襲われることはない、
という話を聞いた。それは世界で知れ渡っている。
しかし、「集団的自衛権」の行使を宣言すれば、
話は変わってくる。

欧米諸国がイスラム過激派などのテロの対象になっている。
日本はとりあえず、今はそうではないが、これも変わってくる。
2020年の東京オリンピック、彼らの格好の標的になるかもしれない。

前にも言ったように、先の戦争で日本は多くのことを学んだはずだ。
「集団的自衛権」を行使するということは、その学んだことを
すべて無にしてしまうに等しい。欧米に見栄をはる必要はない。
だって、今の憲法はアメリカが作ったし、日本の民主主義は、
勝ち取ったものではなく、与えられたものである。
でも、それで良いではないか、平和を維持するために、
そして、子孫に未来を託するために。
平和ボケの日本、大いに結構。これが大人の選択だ。
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by l-cedar | 2014-05-29 22:00 | そろそろ黙っていられなくなった