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高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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今年のベスト8

本来のこのサイトは感想文。

そこで、大晦日に総決算、
米治郎が読んだ今年のベスト8を・・・。
非常にマイナーで、勝手なベスト8.

8位
猛き海狼
これは、ほとんど誰にも受け入れられないかもしれない。
第2次大戦中のドイツ国内が良く描かれている。
ナチスは国民にどう受け入れられていたか?

7位
銀座ブルース
意外に秀逸だったのがこれである。
終戦直後の日本の刑事警察、
そして、有名な事件の背後には何があったか?

6位
警官の血
【復習】だが、佐々木譲ファンとして、これを上げた。
実は、極端に読む量が減って、佐々木譲さんの
作品を今年はあまり読んでいない。
これが、直木賞を取るべきだったのでは・・・。

5位
鎖された海峡
逢坂剛さんの所謂イベリアシリーズ。
第2次大戦のヨーロッパ戦線もいよいよ連合軍の上陸作戦へ。
さて、連合軍はどこから上陸するのか?

4位
しゃぼん玉
乃南アサさんのシリーズものではない単品。
なぜ、こんな若者の心理がわかるのか?
それほど秀逸な心理描写、そして、この読了感。

3位
ウェルカム トゥ パールハーバー
西木正明さんのこの題名、まさにそのものズバリ。
太平洋戦争、日本はいかに真珠湾を攻めさせられたか?
なぜ、あの戦争をしてしまったか?
情報戦としての太平洋戦争前夜が描かれ、
米治郎的にドンピシャ。

2位
銀のみち一条
玉岡かおるさんのこの手のモノ、
非常に読み応えがある。
明治の女たちの逞しさを描かせたら秀逸である。
生野銀山に生きる人々の心が、わかりやすい文章で
次から次へと読んでいける。

1位
巨人たちの落日
1位はやっぱりコレだろう。
ケン・フォレットの最新作、ヨーロッパがどのように
第1次大戦への道へ落ちていったかを主要な各国に
登場人物を配して、非常に興味深く書いている。
続編もあるとのこと、期待したい。

今年もこのブログを読んでいただきありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。

皆さま、どうぞ良いお年を!
by l-cedar | 2011-12-31 17:36 | 感想文