いかだ満月
2011年 08月 02日
「いかだ満月 山本 一力 著 ハルキ文庫」を読んだ。
米治郎の推薦度 ☆
久しぶりの時代小説、久しぶりの山本一力さんである。
前回読んだのは、”いすゞ鳴る”だった。
鼠小僧次郎吉が獄門磔になった。
次郎吉の女房と息子、大次郎を守ると誓った
京橋の材木商、祥吉は、大商いを決めて、
熊野杉の買い付けに大次郎を連れて、
江戸と新宮を七日で行く七日船に乗り込む。
”いすゞ鳴る”と話が似ている気がするのは私だけではないようだ。
目的地が、高知と新宮の差はあるが、子供を連れて、
船に乗り込み、途中でいろいろあるところはそっくりである。
だが、普通なら、途中で飽きてしまうだろうが、
そこは、山本一力さん、読者を飽きさせない。
最後まできっちりと読めた。
時代物を読むなら、この人は欠かせない。
特に、江戸の庶民の暮らしぶりを映す様、
市井の描き方はわかりやすく面白い。
”いすゞ鳴る”と話が似ていたので、”☆”にした。
米治郎の推薦度 ☆
久しぶりの時代小説、久しぶりの山本一力さんである。
前回読んだのは、”いすゞ鳴る”だった。
鼠小僧次郎吉が獄門磔になった。
次郎吉の女房と息子、大次郎を守ると誓った
京橋の材木商、祥吉は、大商いを決めて、
熊野杉の買い付けに大次郎を連れて、
江戸と新宮を七日で行く七日船に乗り込む。
”いすゞ鳴る”と話が似ている気がするのは私だけではないようだ。
目的地が、高知と新宮の差はあるが、子供を連れて、
船に乗り込み、途中でいろいろあるところはそっくりである。
だが、普通なら、途中で飽きてしまうだろうが、
そこは、山本一力さん、読者を飽きさせない。
最後まできっちりと読めた。
時代物を読むなら、この人は欠かせない。
特に、江戸の庶民の暮らしぶりを映す様、
市井の描き方はわかりやすく面白い。
”いすゞ鳴る”と話が似ていたので、”☆”にした。
by l-cedar
| 2011-08-02 13:44
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