警視庁情報官 ハニートラップ
2011年 06月 28日
「警視庁情報官 ハニートラップ 濱 嘉之 著 講談社文庫」を読んだ。
米治郎の推薦度 ☆☆
先日読んだ”警視庁情報官 シークレット・オフィサー”の続編だ。
というより、こちらが本編で、前作は、これのプロローグの感が強い。
ハニートラップ、まさに女性の色仕掛けによって、情報活動を行うもので、
旧KGBのお家芸とされ、CIAの近代的な情報戦に対し、旧KGBや中国などの
共産圏のスパイは、人間自身を使った手法が得意なのだそうだ。
何しろ、政治家、公務員、果ては警察官など、地位も名誉もある人が、
どんどん女スパイの罠にはまっていく。前編よりは確実に面白い。
さらに、主人公の黒田情報官が、さらにその裏を書いて捜査していく
過程も作者が元同じような職にあったものとしてのリアリティーな
描写がさらに迫真をついて行く。
情報戦を描くことが主題なので、題名の割には、お色気シーンは
ないに等しいのでそれを期待して読む向きには残念感が強いので
悪しからず。
最後は、ちょっと、予想はしていたが、
「えー、これも女スパイだったの・・・。」
米治郎の推薦度 ☆☆
先日読んだ”警視庁情報官 シークレット・オフィサー”の続編だ。
というより、こちらが本編で、前作は、これのプロローグの感が強い。
ハニートラップ、まさに女性の色仕掛けによって、情報活動を行うもので、
旧KGBのお家芸とされ、CIAの近代的な情報戦に対し、旧KGBや中国などの
共産圏のスパイは、人間自身を使った手法が得意なのだそうだ。
何しろ、政治家、公務員、果ては警察官など、地位も名誉もある人が、
どんどん女スパイの罠にはまっていく。前編よりは確実に面白い。
さらに、主人公の黒田情報官が、さらにその裏を書いて捜査していく
過程も作者が元同じような職にあったものとしてのリアリティーな
描写がさらに迫真をついて行く。
情報戦を描くことが主題なので、題名の割には、お色気シーンは
ないに等しいのでそれを期待して読む向きには残念感が強いので
悪しからず。
最後は、ちょっと、予想はしていたが、
「えー、これも女スパイだったの・・・。」
by l-cedar
| 2011-06-28 14:52
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