神様からひと言
2008年 11月 11日
「神様からひと言 荻原浩著 光文社文庫」を読んだ。
米治郎の推薦度 ☆☆☆
痛快だった。読み終わって、こんなに痛快な話は久しぶりだ。
非常に読了感の良い、ほのぼのとして、がんばろうと思う本だった。
大手広告代理店を辞めて、食品メーカーに転職した亮平。
その最初の仕事、新製品のプレゼンで、失敗して
会社の掃き溜めである「お客様相談室」へ左遷される。
そこで、毎日遅刻、競艇狂いの先輩、篠崎と出会う。
しかし、彼は、普段はめちゃくちゃで、お金が入るとすぐに
仕事中であろうが、競艇場へ行ってしまうが、謝罪となると、
本領発揮、即座に相手を見抜く、「謝罪のプロ」だった。
篠崎をはじめとする「お客様相談室」の面々である脇役が
話を盛り上げる。
オビに書いてある著者荻原浩氏の言葉、「とにかく死んではいけない」
という言葉が身にしみます。
話の後半、ヤクザが「お客様相談室」にいちゃもんをつけてくるのだが、
その篠崎とのやり取りは、”痛快”の一言である。これらのやり取りを
読むだけでもこの本を読む価値はある。
”サラリーマンとは”、あらためて、考えさせられる話だった。
米治郎の推薦度 ☆☆☆
痛快だった。読み終わって、こんなに痛快な話は久しぶりだ。
非常に読了感の良い、ほのぼのとして、がんばろうと思う本だった。
大手広告代理店を辞めて、食品メーカーに転職した亮平。
その最初の仕事、新製品のプレゼンで、失敗して
会社の掃き溜めである「お客様相談室」へ左遷される。
そこで、毎日遅刻、競艇狂いの先輩、篠崎と出会う。
しかし、彼は、普段はめちゃくちゃで、お金が入るとすぐに
仕事中であろうが、競艇場へ行ってしまうが、謝罪となると、
本領発揮、即座に相手を見抜く、「謝罪のプロ」だった。
篠崎をはじめとする「お客様相談室」の面々である脇役が
話を盛り上げる。
オビに書いてある著者荻原浩氏の言葉、「とにかく死んではいけない」
という言葉が身にしみます。
話の後半、ヤクザが「お客様相談室」にいちゃもんをつけてくるのだが、
その篠崎とのやり取りは、”痛快”の一言である。これらのやり取りを
読むだけでもこの本を読む価値はある。
”サラリーマンとは”、あらためて、考えさせられる話だった。
by l-cedar
| 2008-11-11 23:40
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