高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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民主党の代表選、
海江田さんと野田さんの決選投票になり、
野田さんが勝って、代表に選ばれ、
菅さんの次の総理大臣になる。

海江田さんがなるだろうと、米治郎は
諦めムードで言ったが、その予想に反して、
野田さんが選ばれた。
やはり脱小沢、脱鳩山でないと
民主党として選挙は戦えないということなのだろう。

しかし、野田さんという人、
米治郎と同じ昭和32年生まれだが、
良くわからないというか、知らない人だ。

まあ、お手並み拝見である。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2011-08-29 21:47 | 民主党、驕るなかれ!
菅首相が辞任表明をして、民主党の代表選、
民主党の国会議員だけでやるそうだ。

5人の人が立候補を表明した。

そんな何だかわからない人の中で、有力なのは、野田さん、
財務大臣だったが、結局、財務省のトップとは名だけで、
増税の水先案内人、官僚の使用人・・・。
でも、最後に、前原誠司前外相が立候補して、
メジャー級が出て、一気に、代表選の格が上がった。
前原さんにしてみれば、これで、民主党が政権を手放せば、
首相の芽はなくなると、あわてての立候補だったのだろう。

しかし、小沢さんは、鳩山グループの海江田さん支持を表明した。

「・・・・・」
「なんじゃこれ?」
「えー???」

代表候補者の小沢詣で・・・、時代が、逆戻りした。

結局、刑事被告人の小沢さんと、
「トラスト ミー」という
中学生の英語も理解できない鳩山さんの
お眼鏡に適った候補である海江田さん、
そして、近所の焼肉屋の親切なおばちゃんが、
韓国出身で、その人からお金をもらっていました、
の前原さんの一騎打ちになるのだろう。

さらに言うなら、背景は真っ黒が似合う小沢さんと
昨日、自分の言ったことは簡単に忘れられる
すごく便利な性格の鳩山さんが推薦する
最後は泣けば何とかなるだろうと思っている
海江田さんが日本国の首相になるのだろう。

そして、2年間、民主党は、
どんなことがあっても政権を手放さないのであろう。
解散、総選挙等・・・、有り得ないのであろう。

「あーあ、アハハハ、にっぽん・・・・・」
これじゃ、信用されないよな・・・。
そして、まだまだ、問題は山積みである。

もし、自民党に政権を渡したとして、
まだ、安心できないだろう。
野に下った自民党、成長したのか???

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2011-08-28 10:00 | 民主党、驕るなかれ!

果つる底なき

果つる底なき  池井戸 潤 著 講談社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆

米治郎、その作家が気に入ったら、可能な限り、
デビュー作を読むようにしている。
池井戸潤さんの小説家としてのデビュー作であり、
第44回江戸川乱歩賞受賞作である。
池井戸さん、かつて銀行員としての知識を
存分に発揮してのミステリーである。

主人公の伊木遥は、二都銀行本店企画部に在籍していたが、
ある失敗の責任を取らされ、渋谷支店に左遷され、
今は融資課課長代理で渋谷地区の企業の融資を担当している。
伊木の昔の恋人である曜子の夫である同期の坂本は
同じ支店の融資課で債権回収担当である。
ある日、駐車場でそれぞれの担当先へと別れた。
坂本は「これは貸しだからな」という言葉を伊木に残し、
その後、坂本は銀行のクルマの中でアレルギー性ショック死が
原因で死体となって発見される。
坂本は、伊木がかつて担当していた融資先で
不渡りを出して倒産した東京シリコンを何とか救おうと
奮闘していた。
坂本は、その倒産の裏に隠された真実を
追っていたことをつきとめた伊木は、
坂本が追っていたことを追い始めて、
次第に命を狙われるようになっていく。

銀行出身の池井戸さんならではのミステリー、
銀行を舞台にしてミステリーが書けるとは・・・、
銀行ってこんなに恐ろしいの・・・などと考えながら、
この題名の意味深であり、一気に読み終えた。
デビュー作にして、この筆致、
まあ、小説デビューの前は、ビジネス書を
多数出版しているらしいので、それも納得できる。
銀行はお金のやり取りをしているところだから、
お金は殺人事件の最大の原因になりうるわけで、
こういうこともあるのかなあと思ってしまう。
その反面、銀行員がここまでやるのかとも・・・。

空飛ぶタイヤに続いて池井戸作品を読んだので、
読了後、多少ストーリーがごちゃ混ぜになり、
この感想文を書くにあたり、混乱を喫した。
その混乱は、米治郎の頭の所為である。
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by l-cedar | 2011-08-27 16:43 | 感想文

記憶媒体としての脳ミソ

パソコンのハードディスク、補助記憶装置の一つである。
メモリーが主記憶装置で、コンピュータ屋は、その説明の為に、
「ハードディスクは本棚、本棚に置いてある本を引っ張ってきて、
メモリーという机の上に広げて仕事をする」などと例えた。
まあ、大雑把にいえば、メモリーとハードディスクを
ひとまとめにして人間の脳ミソに当たるだろう。

さて、その脳ミソ、米治郎の脳ミソの話である。
パソコンの脳ミソ、じゃなかったハードディスクとメモリー、
最近のパソコンは、大容量ハードディスクに大容量メモリーが
当たり前で、去年買った米治郎の某F社のノートパソコンも
4GBのメモリーに、450GBのハードディスクがついていて
Intelのcorei3 2.13GHzのcpu、Windows7Home premiumを
池袋某量販店で5万円強で購入できた。
そんな大容量のハードディスクがついているので、
満杯になることは考えられないが、昔のハードディスクは
すぐに一杯になって、「ハードディスクがいっぱいです」
などとメッセージが出て、要らないファイルの整理がたいへんだった。
ハードディスクは、一杯になる前に、「一杯ですよ、何かファイルを
消してください」と警告してくる。

しかし、人間の脳ミソは便利というか、不便というか、
一杯になる前に持ち主には、何の断りもなく、
注意喚起もなく、勝手に消し去っていく。
それも古い順から消していくわけでもなく、
重要ではないものから消していくわけでもなく、
非常に不思議だが、何の根拠もなく消していく。
さらに耐用年数(各自、耐用年数は違うが)に
近くなっていくほど、その機能は鈍化していき、
新品(子供)の時の記憶は、耐用年数に近付くにつれて
鮮明になり、最近の記憶、例えば、昨日食べたもの
などいくら思い出そうとしても思い出せない時がある。

さてさて、この感想文の話になる。
そもそも、この感想文を書き始めたのは、
米治郎が読んだものを米治郎のハードディスクでは
到底、記憶できないので、整理するために書き始めたのが
切欠だった。昔、買って読んだ本をまた買ってしまうことを
防ぐうえで、始めたのが切欠だ。
今まで、何冊の本を読み、この感想文を書いたであろう。

最近、かつて読んだ本の復習もしている。
狭い家なので本の収納には限りがあるので、
時々本の整理をして、ブックオフへ持っていているが、
整理していて、「あれ、これどんな話だったかな?」と、
少し読み返してみると、ストーリーを全く覚えていないものが多い。
そう、同じ本を2度以上楽しめることに気がついた。
この前、池井戸潤さんの小説を二つ続けて読み、さらに
違う作家の本を読み続けていたら、池井戸さんの一つ目の
印象が強過ぎて、もう一冊の方のストーリーは全く忘れてしまった。

米治郎の脳ミソ、もう何回「ハードディスクがいっぱいです」と
メッセージが出たのであろうか・・・。
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by l-cedar | 2011-08-25 15:47 | 日々

空飛ぶタイヤ

「空飛ぶタイヤ(上・下)  池井戸 潤 著 講談社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

先日発表された第145回直木賞、
「下町ロケット」の池井戸潤さんの小説だ。
横浜母子3人死傷事故を題材にしている。
”☆☆☆”をつけたように、たいへん面白かった。
池井戸さんの小説は、5年ほど前に読んだBT63
(※この頃は、”敬体”で書いていたが、
今は”常体”で書くようにしている。)
それ以来だ。

主人公の赤松徳郎、大学体育会柔道部に所属して、卒業後、
大手運送会社のサラリーマンだった。10年経って、
32歳になった夏、赤松運送を昭和30年代に創業した
父が倒れ、そのまま逝ってしまった。
社長業のなんたるかもわからずに、父が40年近く
引っ張ってきた会社のかじ取りを引き継いだ。
トラック80台、年商7億、従業員90名、世田谷区等々力に
ある赤松運送、苦労の連続だったが、大きなトラブルや
事故もなく、10年引っ張ってきた。その矢先、事故は起こった。

そこから、話は始まる。自社のトレーラーのタイヤが外れて、
そのタイヤが、脇を歩いていた母子を直撃、母親は即死だった。
警察の調べで、事故は赤松運送の整備不良が原因とされた。
それに、疑問を持った赤松とメーカーであるホープ自動車の
小人と巨人の戦いが始まる。

冒頭で書いたように、実際のあった話を題材にしているので、
”ホープ自動車=三菱ふそう”と置き換えて、読んでみた。
もちろん、小説であるから、あること、ないことを織り交ぜて
書かれているのだが、最初は全く相手にならないホープ自動車、
それをあきらめずに、少しずつ切り崩していく主人公。
しかし、赤松運送の最大受注先が事故の為に、取引を断られ、
さらには、財閥グループ企業であるホープ、
赤松運送のメインバンクであるホープ銀行から運転資金の
借り入れを断られ、債権の回収を迫られ、成り手がいないからと、
いやいや引き受けた子供たちが通う小学校のPTA会長、
事故の後、赤松の子供たちへのいじめからPTA会長へ
吊るしあげがあり、と、これでもか、これでもかと
赤松を窮地に追い込んでいく。

しかし、実際に三菱ふそうがどうなったのか?
物語も同じ展開かどうか?
気になる方は読んではいかがだろうか。

”なでしこジャパン”や”下町ロケット(読んでいないのでたぶん?)”
と、同様に今の日本に勇気をもらえる話だった。
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by l-cedar | 2011-08-23 07:07 | 感想文

菊じい-81

日テレの24時間テレビが始まり、
今年の24時間マラソンランナー、
徳光さんがスタートした。
スターターは何と、長嶋茂雄さん。

最近の長嶋監督、映る姿が痛々しい。
74歳、脳梗塞で倒れた。
たぶん、左が切れて、右半身がダメになった。
いつも右手をスラックスの右ポケットに
入れている姿が痛々しい。
左は言語も司っている。
だから、長嶋監督、しゃべることも少し呂律が回らない。

菊じい、右が切れた。
さらに、早期発見、そのまま、救急車で運ばれた。
だから、今は左半身のしびれだけだ。
不幸中の幸いだった。

この暑い夏もどうやら乗りきれそうだ。
暑い日は、全く外へ出ない。
自分で、ちゃんとコントロールしている。

菊じい、2011年08月現在、満83歳。
数えで84歳、まだまだ元気である。

菊じいシリーズ、これで、81回。
まもなく、菊じいの満年齢を超える。
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by l-cedar | 2011-08-21 06:15 | 菊じい

駐在刑事

駐在刑事  笹本 稜平 次郎 著 講談社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆

良い本に出逢った。
笹本稜平さんは、米治郎、初めて読む人だが、
非常に面白かった。
警察小説で、短編集(6編)あるが、
全編、山が絡んでいる。

まず、舞台が、東京の最奥地、奥多摩町にある
青梅警察署水根駐在所であることに興味を持った。
もちろん、水根駐在所は実在しない
そして、主人公、江波淳史はバツイチで、
元本庁捜査1課の刑事。任意での取調中に、被疑者の女性が
密かに持っていた青酸カリを服毒して自殺してしまい、
その責任を取って、自ら希望して、この駐在所長に
赴任してきたという設定も、面白そうだった。

どちらが先かわからないが、佐々木譲さんの
制服捜査”に駐在所を舞台にした点で、設定は似ている。
ただし、あちらは北海道、こちらは東京都。
この制服捜査、佐々木譲さんの小説で、初めて
”☆”にしているが、こちらは、”☆☆”にした。
それは、奥多摩という設定で、警察小説であり、
山岳小説という点である。

”終わりのない悲鳴”
”血痕とタブロー”
”風光る”
”秋のトリコロール”
”茶色い放物線”
”春嵐が去って”
の6篇で、6編とも手際良くまとめられており、
それぞれ、読んでいて非常に心地よかった。

特に、米治郎的には、”秋のトリコロール”と
”茶色い放物線”が非常に面白かった。

これって、火曜サスペンス劇場などの
2時間ドラマのシリーズものには
打ってつけの原作であると思ったのは、
米治郎だけではないだろう。

是非、続編を期待する。
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by l-cedar | 2011-08-20 07:03 | 感想文

LFA

レクサスLFA。

先日、池袋東武で、毎年恒例のタミヤモデラーズギャラリー。
そこに展示されていた。
公道で、まだ、ナンバー登録車を見ていない。

速く・・・、
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安全に・・・、
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うまいイエロー、
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いいね・・・。
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by l-cedar | 2011-08-16 22:28 | 珍車
群馬のハラ ミュージアム アークへ行ってきた。

夏季休暇最終日、奥さんとカオルの懸念事項、
ハラ ミュージアム アークへ行ってきた。
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現代アート
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内部は撮影禁止。

有名なアンディ・ウォーホル

そのキャンベル・スープ

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プリズム・・・、
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この中で、
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キャンベル・スープ以外の野外展示物。
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恥ずかしながら・・・。
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竹久夢二
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館内はもちろん撮影禁止。

でも・・・。
素晴らしいステンドグラス。
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あまり、渋滞せずに行ってこられた。
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by l-cedar | 2011-08-16 21:58 | 日々
ウェルカム トゥ パールハーバー(上)  西木 正明 著 角川文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

先日の”ジョーカーゲーム”と同じく、文庫本化を待っていた。
ハードカバーは、すごい厚さで、上下巻2冊だったので、
文庫本になったら、上中下くらいに分かれるかと思っていたが、
ハードカバーと同じ上下2巻だった。
本屋で中身も見ずに、購入したが、読み始めて、
その理由がわかった。字が小さかった。

先日、NHKスペシャルで、
原爆投下活(い)かされなかった極秘情報”を見た。
日本陸軍は、広島と長崎の原爆投下の情報を
事前に知りながら、広島と長崎では、空襲警報も鳴らず、
一瞬にして、たくさんの尊い命と営みが消えた、という
非常にショッキングな内容だった。
”情報が活かされない”、この本も日本のこういう姿勢を
示したものである。

「リメンバー パールハーバー」と有名なプロパガンダがある。
アメリカを第2次大戦に参戦させた日本の奇襲攻撃を
いった言葉だ。それに対して、この本の題名は
「ウェルカム トゥ パールハーバー」だ。
時のアメリカ大統領、ルーズベルトは、
日本がパールハーバーに攻めてくることを事前に
察知していたが、そのまま何もしなかったという説、
真実は定かではないが、有名である。
これを取り上げている小説もたくさんあり、
佐々木譲さんの”ワシントン封印工作”もそのひとつである。
この説は、ヨーロッパで、ナチスドイツの勢いに
全く歯が立たないイギリスのチャーチル首相が、
アメリカの参戦を切望していた。
しかし、3選を果たしたルーズベルトは選挙で、
ヨーロッパの戦争に加わらないことを公約に掲げていた。
だから、アメリカから戦争に加わることができないが、
アメリカが攻められば、世論も戦争に参加せざるを
えなくなるとのことから出てきた。

さらに”ウェルカム トゥ パールハーバー”は、
その裏で、イギリスが積極的にそれを扇動するために
動いていたという話である。諜報の世界を描いた小説で、
非常に濃い内容である。
真珠湾攻撃へと進んでいく日本とアメリカ、
日米対話を進めようとしているその裏で、
暗躍するイギリス、歴史上の史実というノンフィクションに、
西木さんの大胆な発想のフィクションを重ね方、
お見事、という他に言葉は見つからない。

物語は、真珠湾攻撃が始まって、
チャーチルが祝杯をあげるところから始まる。
ウィリアム・ワイズマン、実在の人物で、チャーチルの懐刀であり、
アメリカを第1次大戦に参戦させた男として知られる。
MI6アメリカ支部長であるワイズマンは、ドイツ、ソビエトを
操り、アメリカ参戦に向けて画策する。
アメリカの暗号通信を日本は察知していた。
その情報を知った日本は、陸軍対ソ諜報活動の
第一人者天城康介とその部下である江崎泰平の
2人をアメリカへ送り込む。2人は、イギリスや
アメリカの策略をつかむことができるのであろうか。

真珠湾攻撃という史実が最後に待っており、
結果はわかっている訳である。
しかし、その結果に向かって、裏でどういうことが
あったのであろうかというフィクション、それは
書き手の想像力であり、作家という職業の
手腕によるであろう。そういう意味で面白かった。
米治郎的には、正にツボにハマった小説だった。
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by l-cedar | 2011-08-15 23:06 | 感想文