高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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今年も残すところあと何時間。

ここを読んでいただいている皆さん、
今年1年、ありがとうございます。

私的に、今年はいろいろなことがありすぎるくらい、
「何でこんなにいっぺんに来るの」と、
次から次へと、たくさんのことがあった。
しかし、それらすべてに真摯に
立ち向かってきたつもりだ。

皆さん、ありがとうございます。

良いお年をお迎えください。
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by l-cedar | 2010-12-31 09:07 | 日々

今はもうMINIじゃないMINI

MINIの海外CMのYouTube

2011年、WRCへの参戦が予定されているMINI CountrymanのCM。
CGなのだが、どれかは、実際にやっている。
MINI Countrymanがたくさん出てきて見ているだけで楽しい。
路面電車から、ここはポルトガルか?



そのMINIのWRCカーのポルトガルでのテスト風景 YouTube


スバル、ミツビシが去った後、
シトロエンとフォードだけになっていたWRC。
その去ったスバルと組んでいたプロドライブ、
F1進出の噂もあったが、結局WRCで、MINI(BMW)と組んだ。
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by l-cedar | 2010-12-26 07:44 | You Tubeより

メルセデス3連チャン

彼女(たぶん!)を乗せてのEクラス カブリオレ
彼女の演技、素晴らしい!


赤い皇帝が駆ると、赤いSLS AMG、チューブもいっちゃう!
最後にガルウイング!


おー、怖っ、死神、「Sorry」
助手席の死神へ、「Sorry」

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by l-cedar | 2010-12-26 07:35 | You Tubeより

冬のドライブは・・・

メルセデスの海外CMのYoutube



雪道、ミカ・ハッキネンの運転する最新のEクラス4MATICワゴン。
その前に、ちんたらと走る年代物のソフトトップのSL(W113)、
なかなか追い抜けず、イライラするが、やっとの思いで追い抜き、
横に並んだときにちらっと見ると、そのドライバーが、こちらをみる。
なんと、そのドライバーは、ミハエル・シューマッハ

ミハエルとミカは出会った頃から引退までお互いを
「最強の敵であり最高のライバルである」という関係。
その二人が共演しているCMである。しかも演技をしている(笑)。
F1ファンにはたまらないCMではないだろうか。

追い抜いた後の「(ああ、やっぱり)サンデードライバーだ」
そして、「ハハ」という変な含み笑いのハッキネンの名演技も笑える。

さらに最後にそのハッキネンのEクラスをあっという間に
追い抜いて行くゲレンデヴァーゲンの美女は誰???
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by l-cedar | 2010-12-26 07:32 | You Tubeより

湿地帯

「湿地帯 宮尾 登美子 著 新潮文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆

”天璋院篤姫”、”鬼龍院花子の生涯”、”櫂”など
映画、ドラマ化された作品を数多く世に送り出している
大ベストセラー作家、宮尾登美子さんの初期の作品である。
しかも、発表時は昭和39年、高知新聞に連載されたが、
散々な結果に終わり、本にはならなかったものが
平成19年に単行本化され、今年の6月に文庫化されたものだ。
宮尾さんご自身も最後の”読者のみなさまへ”で
「どうぞご一読、お笑いください。」と締めくくっている。
やはり、初期の作品ということで、解説でも末國善己さんという
人が書いているが、登場人物の中に、頻繁に出てくる人物で、
ストーリーにあまり関係ない人物が出てきて、筆に素人さが残り、
大作家と呼ばれる人もこういう道を通るのだなあと思わせる。

そのストーリーだが、厚生省の役人で、国立衛生研究所の
薬務技官の小杉(この苗字からつい手に取ってしまった)に
高知県庁の薬事課長の辞令がおりる。
彼は、愛媛の宇和島の出身で、東京からいったん
故郷の宇和島をまわって高知へ向かう。
途中、土砂崩れで、バスの振り替え輸送になる道程で、
陰のある和服姿の美しい女性に出逢う。
その後、高知駅に着いた彼を迎える女性がいた。
明神瑞代と名乗るその女性の正体を知らぬまま、接待を受ける。
しかし、その後、彼と別れた女性は、公園で
青酸カリ中毒の死体となって発見される。
その陰には、官民癒着の薬事行政の巨悪が絡んでいた。
そして、土砂崩れの道程で出会った女性は・・・。

基本的なストーリーははっきりとしていて、
わかりやすく、ミステリーであり、
恋愛小説でもあり、さらに男性が主人公と、
宮尾作品としては珍しい部類に入るであろう。
後半には「犯人はこの人しかいないなあ」と思いながら
読み進んでいくと、そのとおりだったりして、
作者は、どんでん返しのラストのつもりだったのかもしれないが、
今の読み肥えた読者たちには、どんでん返しでも何でもない。
また、前述のように、ストーリーにあまり関係ない人物が
ページを割いて書かれていて、”意味がわからない感”で
疑問が残る。しかし、そんなところで、まだ、デビューしたての感が
筆致に感じられて、宮尾ファンには逆にたまらないかもしれない。
しかし、地方の薬事行政に不正など良く取材されていて、
そのへんのところは読み手に興味をそそらせて、
大作家の片鱗がうかがえる。

おススメ感は、全くないが、宮尾ファンなら読んでみてはどうだろう。
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by l-cedar | 2010-12-25 11:08 | 感想文
皆さん、クリスマスおめでとうございます。

今日は、菊じいが退院してきた。
皆で、今年は、ブールミッシュのクリスマスケーキ。
今年は、奥さんとカオルと3人で関口教会へ、
22時からのミサへ行った。
隅ばあさんは、菊じいが退院してきたばかりなので、お休み。
秋葉原から絶大な支持があった
カトリックのあの元首相も奥さんと息子夫婦と来ていた。
もう、ただの国会議員なのでSPも付かないようだ。

毎年、ここへ来ると、厳粛な気持ちになる。
そして、爽快な気持ちになれる。
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by l-cedar | 2010-12-25 00:04 | 日々

サーカスが燃えた

サーカスが燃えた 佐々木 譲 著 App Store」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆

ipad版の電子書籍で、日英両言語で読める。
米治郎が大好きな作家、あの佐々木譲さんが童話を書いておられた。
しかも、今まで未発表だった作品が、ipad版の電子書籍で無料配信された。

こりゃ、奥さんのipadでダウンロードしなきゃと、
奥さんの許可をもらって、ダウンロードした。

1959年6月、佐々木さんの実体験に基づいて書かれた童話だそうだ。
まず、ipadのアプリとして、絵本として、最高に楽しめる
演出がされている。飛び出す絵本以上の驚きである。
ページをめくるたびに、新しい驚きの演出が隠されている。
絵本なので、絵も重要だが、佐々木美保さんの絵も
良い雰囲気を出している。「へぇー、うわぁー」の連続である。
音楽も素晴らしく、何しろ絵の動かし方が素晴らしい。
ストーリーも、佐々木譲さんならではの、わかりやすい話で、
最後は、ジーンと、ふーんと、来る。

御本人も仰っているが、大人のための童話である。

ipadをお持ちの方は是非、ダウンロードを!
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by l-cedar | 2010-12-20 00:00 | 感想文

チーム

「チーム 堂場 瞬一 著 実業之日本社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆★

いやー、これは面白かった。
RUNをしている人、必読である。

ここ20年くらい、ほぼ毎年、正月2日、3日、
箱根駅伝のテレビ中継を見るのが、
正月の楽しみの一つになっている。

その箱根駅伝を描いた話である。
堂場瞬一さんというと、刑事・鳴沢了シリーズや
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズなどの刑事モノを
連想する人も多いと思うが、こういうスポーツモノも
多く書いている。その箱根駅伝のこの話、
主役たちは、”学連選抜”チームである。

箱根駅伝に参加する大学、シード校の大学10チームと予選を
勝ち抜いてきた大学の10チームがある。
シード権は前年の箱根駅伝で10位までの大学に与えられ、
予選は免除される。
それ以外は予選会で勝ち抜かなくてはいけない。

そして、予選会に敗れたチームの中から
好タイムの選手が選ばれて結成されるチームが
”学連選抜”である。
2006年までは、順位のつかない枠外だったが、
2007年から順位がつくようになる。

※上でリンクしている箱根駅伝のウィキペディアの
 ”箱根駅伝が抱える問題”の”選抜チーム”の項目を参照


順位がつくようになったことを踏まえての、
その”学連選抜”チームの話である。
もう、ここだけで、米治郎的に、つかみはO.Kである。

さらに、その選手たちのキャラクターが、
流石、堂場さんというほどのキャラクターである。

主人公”浦 大地”
城南大4年生主将、前年3年生で最終10区を任せられたが、
高校時代の古傷である膝痛が再発して、大幅な失速で、
長年守ってきたシード権を失う。4年生で主将を任せられた
予選会で、自分の成績は良かったが、全体では11位で、
城南大は出場できず、しかし、学連選抜に選ばれる。

”門脇 亮輔”
港学院大4年生、”浦”とは長野の高校時代、同じ高校の
良きライバルであり、親友。少しひねくれ屋、
大学4年間、目立った活躍もできず、港学院大学は、
過去に箱根駅伝に出場経験はない。大学卒業後は、
教師になるつもりでいる。高校時代はクロスカントリーで
活躍した。

”山城 悟”
東京体育大4年生、登場人物最大の問題児。
1年生で5区の山登りで箱根デビュー、
いきなり区間新記録、2年生で3区を走り、
区間新記録、3年生でエース区間の2区でも
区間新記録と3年連続異なる区間で新記録を
出している将来の日本陸上界を担う逸材。
しかし、性格は最悪で、自分のことしか考えない。
常にまわりとぶつかり、監督をも罵倒する。
卒業後は、実業団に入り、マラソンに転向する。

”朝倉 功”
東都大1年生、学連選抜に選ばれた先週の中では、
山城の次に速い記録で選ばれている。
学連選抜で初の箱根に臨む。
山城の次ということで、自信がつき、
多少自信過剰になっている。

”吉池 幸三”
美浜大陸上部監督で、学連選抜の監督に選ばれる。
自身も美浜大の出身で、そのま大学に残り、
すでに監督を20年務めて、今年で勇退する。
今まで、日本陸上界の数々の名選手を育て、
オリンピックにも出場させている。しかし、
なぜか、監督として箱根駅伝の出場経験はない。

このキャラクター達の設定、素晴らしいの一言に尽きる。
さらに、本番が始まり、それぞれの選手が走る
鮮やかな心理状態の描写が読み手の感情を引きよせる。
「ああ、なるほど、選手たちはこういうことを考えながら
走っているんだなあ」、そして、それを補うために、
前章でのそれぞれのキャラクターの設定の読者への植え付け、
見事である。こういうキャラクターの奴はこういうことを
考えながら走っているのかと手に取るように理解できる。

学連選抜以外の大学は実名で登場するのも、
箱根駅伝フリークの心をつかむ。

そして、吉池監督は、マスコミにぶちあげる。
「今年の学連選抜は、優勝を狙う」
さあ、読みたくなったでしょ???

年の瀬も近づき、年が開けると、
第87回東京箱根間往復大学駅伝競走が始まる。
見る前に読むか、見てから読むか・・・。
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by l-cedar | 2010-12-19 08:40 | 感想文

沈底魚

「沈底魚 曽根 圭介 著 講談社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆

現役国会議員の中に中国のスリーパー(沈底魚)がいる。
そんな情報が、警視庁公安部外事2課にもたらされた。
裏表紙のあらすじ、そして、江戸川乱歩賞受賞作と
いうことにひかれて読んだ。
スリーパーというのは、相手国で、普通に生活していて、
機が熟すのを待ち続け、その時が来ると、
本国からの指令により、スパイとして活動する
潜入スパイのことだ。
洋モノでは、良くある題材で、第2次大戦ものや、
東西冷戦時代のものなど多い。
しかし、日本の小説でスリーパーモノは
あまり目にしたことがなかった。

この記事を書くにあたって、少し、
ネット上のレビューを読んでみた。
”どんでん返しの連続”と書いてあるものが多かったが、
米治郎的には、冷や冷やドキドキするほど、
「え”ーっ」的などんでん返しは残念ながらなかった。
刑事モノで、かつ公安モノなので、死人が出るのは
仕方ないが、おぞましい殺人は、全くなく、
心臓が弱い人でも安心して読んでいける。
そして、期待するほどのどんでん返しはなくても、
ストーリーはしっかりしていて、また、文章も
わかりやすく、米治郎的に安心して読んでいける
新しい作家さんの一人として覚えておこう。

尖閣問題を踏まえての今の中国との問題、
それを見透かしたかのような現代を舞台とした公安と中国とのやり取りを、
さらには、アメリカとのやり取りも混じり合ってきて、交錯していく
ストーリーは読んでいて、スパイものフリークの気持ちをかきたてる。

実際に、警視庁公安部にこういう仕事をしている人がいるのか
と、想像力をかきたてる。さらに本当にいるとしたら、
この平和ボケの現代日本で、仕事として、日本のために
命のやり取りをしている人がいるのかと思ってしまう。

今、どこの本屋でも店頭に山積みで売られているのは、
納得できる面白い一冊である。
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by l-cedar | 2010-12-11 17:40 | 感想文