高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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大聖堂・・・途中経過

読んでいますよ、大聖堂。

現在、まもなく、中巻を終わろうとしている。

キングスブリッジの繁栄を快く思わないウイリアムが
キングスブリッジの町に松明を手に攻め込んできて、
町に火をつけた。
主人公だと思っていたトムは、殺されて、
アリアナは、すべての羊毛を灰にしてしまい、
どん底に落とされ、ジャックではなく、
アルフレッドを選ぶ。

読書界の重鎮、俳優の児玉清さんを始め、
養老孟司さんも大絶賛のこの小説。
上巻を読み終わって、なぜ、このそうそうたる人たちが
推薦しているのかわからなかった。

しかし、中巻を終わろうとしている今、
よーくわかってきたぞ・・・。
面白くなってきた。

と、いうことで、このブログ始まって以来の
途中経過である。
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by l-cedar | 2010-06-27 22:08 | 感想文

仮借なき明日

「仮借なき明日 佐々木 譲 著 集英社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

ここのところ、連続して”☆☆☆”が続いていて、
”☆☆☆”の大安売りと思われそうだが、
これも面白かった、”素晴らしい”の一語に尽きる。
米治郎、自称”佐々木譲オタク”だと思っているが、
この作品は、それを差し引いても、
正当なハードボイルドとして面白いと思う。
警察小説のジャンルで一世を風靡している佐々木譲さんだが、
彼の真髄はこういうハードボイルドに見出だせる。
この作品、”佐々木譲オタク”を自認する米治郎、
今まで読んでいなかったのはお恥ずかしい限りである。
言い訳が許されるなら、この”仮借なき明日”、
文庫本としての第一刷が1992年2月なのである。
私が佐々木譲さんの小説に出会ったのは1995年11月、
その作品は”ベルリン飛行指令”だった。
これで一気にはまって、他の作品を探したが、
次の”エトロフ発緊急電”、”ストックホルムの密使”と
読んでいったが、”仮借なき明日”は見つけることができなかった。

賢明な方は、ここで、「他の作品、なぜネットで探さなかったか?」
と思うかもしれない。だが、当時、まだインターネットは、
全くないに等しかった。この作品を知った時は、もうすでに、
絶版になっていて、古本で探すのも難しかった。
だから、先日、本屋で、出会った時は、
”鉄騎兵、跳んだ”と同様、小躍りした。

前置きが長くなったが、この作品、佐々木譲さんが、
歴史もの、警察ものに行き着く前の、作家として、
最高に書きたかった分野であるハードボイルドの
ものすごく正統派な作品である。
主人公の は、日本の農機具メーカーの社員、原田亮平、
これは、日本のハードボイルド作家の大藪春彦氏の
”蘇える金狼”を彷彿させるが、原田亮平は、
朝倉哲也のように悪ではない。
女性は登場するが、男女の間のことはまったくない。
原田亮平は、所属する田島農機のフィリピン・
サンビゼンテ工場で大量に発生する不良品の実情調査を
命じられ、現地に飛ぶ。そこで、起こる不快なこと。
そして、巨悪との対決が始まる。

マニラのやくざから主人公が言われる台詞、
最後の解説にもあるが、サラリーマン憧れの台詞、
「お前、ほんとうに堅気なのか?」

この台詞が、すべてを物語っている。
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by l-cedar | 2010-06-27 17:33 | 感想文

菊じい-75

今年もサブロウおじさんとナツ子おばさんがやってきて、
3年目のグリーンカーテンの準備、
そう、ゴーヤのプランターを持ってきていただいた。
このゴーヤカーテン、米治郎の家は、いつも言っているように
9階の東南角部屋、夏の日差しは強烈だ。
夏は、南側の部屋は、カーテン閉めて、冷房かけないといられなかった。
ところが、サブロウおじさんとナツ子おばさんのゴーヤカーテン、
これで、冷房をかけないで、窓を開けていられるようになった。

サブロウおじさんとナツ子おばさんの持ってきていただけるもの、
いつも、もう一つある。
”粉末ウコン”、これを毎朝、スプーン一杯飲む。
これで、お腹の調子も良い。
さらには、ウコンの有名な効能、
そう、お酒を飲んでも、二日酔いにならない。
なんか、お酒が強くなった感じ。

ここのところ、サブロウおじさんとナツ子おばさん、
お忙しかったので、菊じいのところへ来ていただいていなかった。
だから、ウコンが切れていた。

昨晩、高校のクラス会で、痛飲した。
今日、二日酔いだった。

夜、菊じい、隅ばあさん、サブロウおじさん、ナツ子おばさん、
奥さんと米治郎の6人で、千登世橋の”上海食堂”へ行ってきた。
菊じい、隅ばあさん、サブロウおじさん、ナツ子おばさんが
久しぶりに来てくれたことが嬉しくて、よく食べた。

良い夜だった。

明日は、奥さんの引率で、新国立美術館のオルセーだ。

もちろん、米治郎は行けない。

行きてぇー!!!!!。
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by l-cedar | 2010-06-20 20:44 | 菊じい

猫騒動

米治郎の家は、マンションの9階である。
下の8階、米治郎の斜め下の家、ウエノさん、猫を飼っている。
ウエノさんの奥さんは話好き、誰彼となく話しかけ、
道でも、スーパーの前でも、マンションの中でも
いろいろな人と話しているいつもニコニコしている女性だ。

米治郎のマンション、ペットを飼うのは管理規約で禁止されている。
しかし、米治郎のところも、次女がいたように、
犬や猫を買っている人は多い。

そんな彼女の家でかわいがっている猫が今週初めからいなくなった。
ウエノさんの家の8階のベランダから出ていって、いなくなったらしい。
ウエノさんの奥さん、毎日、必死で探している。
高層階で飼っている猫は、感覚が麻痺していて、ベランダから
飛び降りてしまうこともあるらしい。しかし、飛び降りた形跡はない。
ウエノさんの奥さん、夜でも、深夜でも、探している。

一昨日、深夜3時頃、ふと目が覚めると、うちの奥さんの声が
ベランダからしてくる。誰かと話している様子だ。
戻ってきたので、聞いてみると、うちの隣のタムラさんの奥さんが、
ベランダから猫の鳴き声がするので、ウエノさんの奥さんを呼んだらしい。
うちの奥さんもベランダから猫の鳴き声がしたので、ベランダへ出ていた。
そして、隣の奥さんと話していて、その声で、米治郎は目が覚めた。
しかし、その晩は、猫は見つからなかった。

次の日、昼間、ウエノさんの奥さんがやってきて、うちのベランダに、
飼っている猫のご飯を置かせてほしいと、置いていった。
ウエノさんの奥さん、いつもの笑顔はなく、憔悴しきっていて、
目は真っ赤で、半べそ状態だったそうだ。

そして、昨晩、米治郎、寝ようとして床について、ウトウトし始めると、
「ニャー」と聞こえる。はじめは空耳かと思ったが、
やがて、はっきりと「ニャー」と聞こえる。
奥さんも聞こえた。
米治郎、起き上がって、ベランダへ出る。奥さんは、ウエノさんに連絡。

すると、餌が置いてある隣との境、排水溝にすだれの切れ端があったのだが、
それが動いている。姿は見えないが明らかに、隣との境目の壁から、
こちらへ来ようとしている。ずっと、見張っていると、ウエノさんの奥さんと、
娘さん(30代)の二人でやってきた。
ウエノさんの娘さんが米治郎のベランダから呼びかけ、
ウエノさんの奥さんは隣の家から呼びかける。
そして、米治郎のほうへは来られないとわかり、
娘さんも、隣へ移った。

やれやれ、と思っていると、隣から歓声が聞こえる。
「ピンポーン」とチャイムが鳴った。
どうやら見つかったらしい。
娘さんが青い目のきれいな猫を抱いている。
結局、隣の家の中にいたそうだ。
ウエノさんの家は、隣の真下なので、1階間違えていたらしい。
8階と9階は、同じ間取りなので、娘さんの部屋のある場所にいたそうだ。
ウエノさんの奥さん、涙をたくさん出して、泣きながら喜んでいる。

良かった、良かった。猫騒動も一段落。

しかし、猫が出入りしていても気がつかない、お隣さん・・・。
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by l-cedar | 2010-06-19 12:44 | 日々

ヒルクライマー宣言

「ヒルクライマー宣言 自転車で山に登る人 高千穂 遙著 小学館101新書」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

自転車ブログ仲間のオムアリさんのブログで、
「買いました」とあったので、あわてて探して、買って読んでみた。

高千穂さんは、本来は、SF作家で、本格的なスペース・オペラを
日本で初めて手がけ、”クラッシャージョウ”、”ダーティペア”など
著作も多いそうだが(知りませんでした・・・(汗))、
40代で、高脂血症、高血圧に悩まされ、50歳にして一念発起、
ロードバイク2年で24kgの減量に成功して、
体脂肪率も24%から10%になり、自転車のとりことなり、
自転車山岳小説”ヒルクライマー”を書き、
ヒルクライマー志願者の必読書になっているそうである。

今や、自転車浪人の身である米治郎、非常に参考になった。
特に、”ロードトゥロードバイク”、力をもらった。

一番、参考というか、あきらめていた部分、心拍数だ。
前にもここで書いたが、米治郎、”WPW”という爆弾を抱えている。
平常時の心拍数、普通の人より多い。
だから、サイコンも心拍数が計れるものは、必要ないと思っていた。
(本当は、すごく必要なこともわかっていたが・・・)
この本を読んで、高千穂さんも、”WPW”ではないが、
平常時の心拍数が、90くらいあったらしいことを知った。

ところが、高千穂さん、自転車を始めて、心拍数を下げられたそうだ。
そういわれてみると、自転車を始めて、実際に計ってはいないが、
米治郎も、もしかしたら、下がったのではないかと思っていた。

だから、ロードバイクで、自転車に復帰できたら、
ぜひ、ケイデンスと心拍数を計れるサイコンにしようと思う。

あっという間に読めたが、
これからのロードバイクライフのための常備本である。
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by l-cedar | 2010-06-17 22:39 | 感想文

カストロ謀殺指令

「カストロ謀殺指令(上・下) デイヴィッド・L・ロビンズ著 
村上和久訳 新潮文庫」を読んだ。原題は”THE BETRAYAL GAME”。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

まず、陳謝。
”大聖堂”、読んでいますが、後から読み始めた
こちらが先に読了してしまった。
”大聖堂”の感想を待っておられる方、申し訳ありません。

ルーズベルト暗殺計画”に続く、デイヴィッド・L・ロビンズの作品だ。
前作のルーズベルト暗殺計画に続き、
暗殺史が専門の歴史学者ミハル・ラメックが活躍する。
”ルーズベルト暗殺計画”と同様、「えーっ」という結末だ。
そして、”ルーズベルト暗殺計画”と同様、わかりやすいが、
しょぼい日本語題、”カストロ謀殺指令”。新潮社のスタッフさんと
村上さんたちの苦労が伺える。
”ルーズベルト暗殺計画”、”カストロ謀殺指令”、
この題名で、米治郎もこれらの本に出合えた。

ラメック教授は、カストロ暗殺を嗅ぎ取り、キューバへ渡る。
そこの図書館で、いろいろと調べながら、研究を進めるうち、
二人の男と知り合う。
一人は、キューバ秘密警察のホアン警部、もう一人は、
キューバに潜入しているCIAのエージェント、カレンダー。

上巻の中ごろ、ラメックとホアン、
ラメックとカレンダーのやり取りの会話。
特に、ラメック教授の借家に訪ねてきたホアン警部との
会話部分は、エンターテインメントとして読む者を
引き付け秀逸だ。

最初にある”著者おぼえ書き”、これも米治郎、初めての経験。
ここで、注釈が”第1”と、”第2”があることがわかり、
下巻まですべて読み終わるまで、
”第2”を読んではいけないことを知る。

途中、”ダレ”もあるが、読み進めていくうちに
どんどん、引き込まれ、最後に向かっていく。

ラメックとカストロの命を懸けたレストランでのやり取り。
ここが、下巻、最後の盛り上がりで、
ラメックがカストロと駆け引きする。
ドキドキしながら読んだ。

読み終わって、「うわぁー」と思い、さらにその後、
注釈”第2”を読んで、さらに、「え”-っ」と来る。
あの事件の裏には、そういうことがあったんだ、
と、あらためて思う。

そう、カストロを狙う狙撃犯は、誰でも知っている”あいつ”なのだ。
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by l-cedar | 2010-06-15 23:43 | 感想文

民主党、驕るなかれ!-6

本当は、”民主党、驕るなかれ!”、””でしばらく黙っていようと思った。

だが、今日の菅首相の所信表明演説、感銘を受けた。

この演説への批判は、何でも反対の自民党、
何でも反対の大御所、共産党、
そして、たぶん批判する社民党、
さらに、おバカなマスコミにお任せする。

リアルタイムで、中継を見られなかったので、
あとで、ネットで全文を読んだが、まず、すごく、わかりやすい。
これは、小泉さん以降の首相の所信表明演説に通じるものだが、
なかでも、わかりやすい。
一番、「ムフフ」と思ったのは、”第3の道”のところだ。
今後の日本のあり方を示している。

そして、一番びっくりして、感銘を受けたのは最後だ。

”これまで、日本において国家レベルの目標を掲げた改革が
進まなかったのは、政治的リーダーシップの欠如に最大の
原因があります。つまり、個々の団体や個別地域の利益を
代表する政治はあっても、国全体の将来を考え、
改革を進める大きな政治的リーダーシップが
欠如していたのです。こうしたリーダーシップは、
個々の政治家や政党だけで生み出されるものではありません。
国民の皆様にビジョンを示し、そして、国民の皆様が
「よし、やってみろ」と私を信頼してくださるかどうかで、
リーダーシップを持つことができるかどうかが決まります。
私は、本日の演説を皮切りに、
順次ビジョンを提案していきます。
私の提案するビジョンを御理解いただき、
是非とも私を信頼していただきたいと思います。
リーダーシップを持った内閣総理大臣になれるよう、
国民の皆様の御支援を心からお願いし、
私の所信表明とさせていただきます。”

と、自分で、ダメ出しした。

こんな所信表明演説は初めてだ。
こうなるよう期待する。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2010-06-12 00:02 | 民主党、驕るなかれ!

マック閉店

米治郎の家から5分で行けるところに、マックがある。
スーパーの中になる店舗なので、スーパーの開店時間に
合わせていて、朝は10時から、夜は22時までの店だ。
近所の人たちが、よく行っているようで、平日の昼も
近所の会社の人たちで、賑わっている。

しかし、ここのところのマックの方針で、
閉店の店舗のひとつになったようだ。

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6月末をもって閉店する。

マックポテトをつまみにビール、最高だった。
時々買っていたので残念だ。

もっと驚いたのは、こういう垂れ幕が標準化されていること。

ちゃらっ、ちゃっ、ちゃっ、ちゃー。
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by l-cedar | 2010-06-09 23:43 | 日々

民主党、驕るなかれ!-5

今日の夜、菅政権が発足して、初めてゆっくりニュースを見た。
ニュースステーションだった。

菅政権、うまく言えないが、何か、自然に発足した。
遮るもの、邪魔するものはなく、ふぅーっと発足した。
国民は、期待した鳩山政権に、期待を裏切られた。

鳩山さんは、退陣会見をせずに、退陣した。
ここに、民主党の”上手さ”を感じる。
カネにまつわる悪いことは、小沢鳩山ラインで、
すべて、潜り、持っていき、
菅民主党として、新しいイメージを掴もうとしている。

鳩山民主党に裏切られた分、
国民は、菅民主党、菅政権に、あまり期待していない。

だから、なんか自然体で、背伸びをしている風に見えない。

まったく自民党にかかわらない、戦後、初めての首相だそうだ。
(社会党の村山首相がいたが、自民党との連立だった。)

菅直人首相、
もしかしたら、化けるかもしれないぞ。

それは、歴史が問い、答えを出すのだろう。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2010-06-09 23:24 | 民主党、驕るなかれ!

民主党、驕るなかれ!-4

菅直人首相が誕生した。
今日(6/7)、民主党の役員人事が決定した。
そして、明日、閣僚が発表される。

民主党、”脱小沢”に必死である。
そうでないと、参院選を戦えないという焦りを感じとったのは
米治郎だけではないだろう。

せっかく取った政権、
絶対に手放したくないという”悲壮感”が現れている。
”選挙”、”カネ”を担当する”選挙対策委員長”と”財務委員長”も
”脱小沢”を前面に打ち出した。

でも、これも”裏”を感じる。
鳩山さんは、次回の選挙では立候補しないことを表明した。
しかし、小沢さんは、沈黙した。

本当に良いのか・・・、民主党。

赤松農相は、留任を自ら拒否した。
そりゃ、そうだな。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2010-06-07 23:44 | 民主党、驕るなかれ!