高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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狼花 新宿鮫Ⅸ

「狼花 新宿鮫Ⅸ 大沢 在昌 著 光文社文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆

新宿鮫シリーズで初の”☆”だ。
もちろん面白い。相変わらず、意外な展開なのであるが、
今までの作品ほど、意外性はないので、"☆”である。

新宿鮫
毒猿
屍蘭
無間人形
炎蛹
氷舞
灰夜
風化水脈

番外編 幼な馴染み

言わずと知れた新宿鮫の第9作だ。

新宿鮫、今流行の警察小説の”中興の祖”といっても良いだろう。

警視庁キャリア警察官、鮫島警部、新宿警察署生活安全課所属。
何度も言うが、まず、この設定が良い。

今回は、本当に鮫島の刑事生命がかかる。
同期のキャリア官僚、香田との確執。
そして、『炎蛹』で登場した宿敵、仙田の意外な過去が明らかになる。

このシリーズは、毎回そうだが、どんどん読める。
そして、アクション映画を見ているように、
次の展開がわからない。だから、次は、次は、
次はどうなるんだろう、と思いながら読むからどんどん読める。
そして、あっという間に読み終わる。
いつも、もっと大事に読まなければと思いつつ、
あっという間に読み終わる。

今回は、仙田が新宿に現れ、泥棒市場を作る。
盗品の売り手と買い手を結びつける市場である。
それの存在を鮫島が嗅ぎつけ、執拗に追う。
その泥棒市場には、商品を見極める女性がいた。
その女性の正体は・・・。
そして、その泥棒市場を日本最大の暴力団、
稜知会が狙う。すでに触手は動いていた。
一方、外国人犯罪に手を焼く警視庁、
それを一掃するために公安から組織犯罪対策課に
鮫島の同期、香田が理事官として異動してくる。
香田は、意外な手を使って、それを成し遂げようとする。
それを阻もうとする鮫島、さあ、その行方には・・・。

それと、このシリーズを通して、すごく味があるというか、
警察小説を読んでいると思うのが、”符牒”というか、
刑事が使う”専門用語”だ。
この9話では、”コロす”という言葉が良く出てくる。
意味は読んでからのお楽しみである。

新宿鮫シリーズ、もし読んでいなければ、
絶対にお勧めである。
小説好きの男の子は、絶対に読まなければならない。
これを読まずに、警察小説を語る資格はない。
これを読まずして、エンターテインメント小説を語れない。
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by l-cedar | 2010-03-27 22:47 | 感想文

神田川の桜

神田川の桜が5分咲きだ。

米次郎の住んでいるところからの神田川の桜
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たぶん、この景色、今年が最後だ。
都心に残された数少ない広大な空き地、
この緑の部分に来年の桜の頃はマンションが立っているだろう。
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3/14 神田川高戸橋付近
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3/27 同じ場所
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神田川の桜は、枝が川面に向いているのが特徴だ。
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早稲田桜祭りも始まった
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by l-cedar | 2010-03-27 17:50 | 日々

山手線車内にて

3月のある日の山手線車内風景
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東京以外でこのブログを見ていただいている方たちに
お断りするが、この車内風景、実は平日の夜12時過ぎ、
山手線外回り、新宿、新大久保間の車内だ。

ある3月の金曜日、夜の12時過ぎに新宿から帰宅するために、
山手線外回りのホームへ来た。
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朝や夕方のラッシュ時のようにホームは人であふれている。
この時間帯、隣の総武線中央線各駅停車には、
黄色ではなくオレンジ色の電車が入る。
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東京の夜は始まったばかりだ。
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by l-cedar | 2010-03-22 18:23 | 日々

永遠のとなり

「永遠のとなり 白石 一文 著 文春文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆

第142回直木賞、佐々木譲さんともう一人の受賞者、
白石一文さんの作品だ。

先日、オール読物3月号で、受賞作品、”ほかならぬ人へ”を読んだ。
オール読物で読んだものをここの感想文で、書くのは失礼なので、
最近文庫本になった”永遠のとなり”を読んだ。

この前読んだ”真夏の島に咲く花は”と、違った意味で、
”生きる”ことを考えさせられる話だった。

主人公、青野精一郎は、博多の高校を卒業後、
早稲田大学政経学部を卒業して、昭和56年、
損保会社業界第5位の協同火災海上保険に入社する。
幼馴染で小学校からの同級生、親友の津田敦、一橋大学を優秀な成績で
卒業して、都銀トップの明信銀行に入行する。
”せいちゃん”、”あっちゃん”の中だ。
精一郎のいる協同火災は、業界1位大日本海上と合併して、
それまで、43歳で企画部門の部長に抜擢され、
順風満帆に来ていたサラリーマン生活に異変が生じ始める。
最初の異変は、合併前にMBAの資格を取るために、
渡米していた部下が、合併後に帰ってきて、元大日本の
上司から執拗ないじめを受け、精神に偏重を来たし、
自殺してしまったことだった。そして、その異変は、
精一郎にも起こり、”うつ病”にかかり、会社を辞め、
離婚して、博多へ戻り、病気の治療を始める。
一方、敦は、銀行を辞め、独立して、銀座で経営コンサルタントを
始め、良い顧客を得て、大成功するが、肺がんを患い、事務所を畳んで、
博多へ戻る。

そんなところから物語は始まる。”うつ病”の精一郎と、
”肺がん”の敦、二人を通して、生きていくということを、
作者は語っていく。"オール読物”に白石一文さんの
自伝エッセイが出ていたが、出版社と損保会社という
違いはあるが、精一郎が早稲田の政経を卒業、
”うつ病”になり、離婚して、博多に戻るところは、
作者と重複する。

精一郎が、病床の敦を見舞い、敦から言われたことに
対して言う言葉がすごく印象が残ったので引用する。

「人間は誰だって、自分が幸せになるだけで精一杯なんよ。
下手したら嫁さんや子供の幸せだって手を貸してやれんことも
あるしな。わしは誰にでも幸福になる権利があると思うとるよ。
やけど、それはな、自分は不幸でも構わんから他人が幸福に
なってくれたらそれでいいという考えはどう見ても不自然で
しかないという理由で、そういう権利が誰にでもあると
思うとるだけなんよ。人間の幸せなんて所詮その程度の
ちっちゃかもんでしかなかとよ。
わしは最近、大事なんは生きとるちゅうことだけで、
幸せなんてグリコのおまけみたいなもんやと思うとる。
あった方がよかけどないならないでも別に構わんとよ。
わしは自分がうつ病になってみて、ああ、人間は死にかけた
ときは自分で自分の身を守るしかないし、
他人のことなんかほんとにどうでもいいんや、それで全然構わん
のやなて心から思うたんよ。それはさ、自分が一番とかいうのとは
ちょっと違って、自分の命が脅かされるときだけは、人は
とことん自分勝手になっていいんやっていう、
ほっとする気分みたいやった。(後略)」

どこにでも、だれにでも、特にサラリーマンには
心の中に潜んでいる”うつ”と”そう”という精神の均衡。

友情とは、人生とは・・・。
そして、”永遠のとなり”とは・・・。
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by l-cedar | 2010-03-19 22:07 | 感想文

漂泊

「漂泊 警視庁失踪課・高城賢吾 堂場 瞬一 著 中公文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆

”警視庁失踪課・高城賢吾”シリーズ、”蝕罪”、”相克”、”邂逅
に続く、第4巻だ。

期待が大きかっただけに、ちょっと、興ざめの”☆”だ。
”☆”だけど、面白かった。
「期待が大きかっただけに、ちょっと、興ざめの”☆”だ。」
と、言っておいて、矛盾するが、堂場瞬一さんの作品は、裏切らない。
すごく、真面目だ。文章の一字一句にそれを感じる。

作家というのは、たいへんな職業だなと常々思っていた。
いくら小中学生の時に作文がうまくてもなれるものでもない。
小論文やレポートがうまくてもなれるものでもない。
さらに作家としてデビューし、一作品あたってしまうと、
その次が、さらにたいへんだと思う。

良く”引き出しの多い人”という表現があるが、
人気作家の”引き出し”は一体どうなっているのだろう。
たぶん、一回”引き出し”を開けてその中身を使ってしまっても、
すぐに違うものが補充されるのであろう。

主人公、高城の属する警視庁失踪人捜査課三方面分室、
今回の失踪人は、売れっ子の作家だ。

ある日、高城、醍醐、明神の3人で珍しく飲んだ後、
突然、あるスナックの火事のバックドラフトで明神が吹き飛ぶ。
幸い、明神は一命を取り留めるが、その店には2体の
焼けた遺体が発見される。1体は店の経営者。
しかし、もう1体の遺体はわからない。
そんな折、失踪課に、ある人気作家の失踪が届けられる。

もう1体の遺体はその作家なのか・・・。
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by l-cedar | 2010-03-16 22:37 | 感想文

菊じい-72

先日、菊じいがどうしても「カキフライ」が食べたいと言い出した。
3月のこの時期、「カキフライ」は少し時季をはずしている。

隅ばあさんから「おじいちゃんがカキフライを食べに
青山の”まい泉”へ行こうと言っている」と電話があった。
早速、ネットで調べてみると、”まい泉”の
サイトのメニューには載っていない。
米治郎が今まで食べたカキフライで一番美味しかった店、”ぽん多”、
だが、この時期、もう終わっている可能性大だ。
電話をして聞いてみると、やはり、もうカキフライは終わっていた。

その日、米治郎と奥さんは池袋まで買い物に出かけて、
池袋のパルコに、”オイスターバー”があるのを発見。
”カキフライ”もあるようだが、如何せん、若者向けのようである。
家に帰って、調べてみると、チェーン店で、
新宿のルミネエスタにもあるようで、そちらの方が席数が多い。
とりあえず、池袋へ電話すると、予約はいっぱいとの事。
次いで、新宿へ電話をすると、こちらもいっぱい。
しかし、少し待つのを覚悟で来てもらえれば、大丈夫との事。
奥さんが、隅ばあさんに電話をすると、そこでも良い、
と言うことで17時くらいを目指して行くことになった。

ところが、16時頃電話があって、
「菊じいがテレビの女子ゴルフが17時15分までで、
それが終わらないと行けない」
との事。
食べたい人が言うのだから仕方がない。
そして、16時半頃、再度電話、
「今日のは面白くないから、終わる前に出でられる」
とのことで、菊じいの家へ行って、
17時少し前に家を出た。

17時半にお店に到着。4人と人数を告げると、
お店の人「予後予約はいただいていますか」
米治郎「予約しましたけど、断られました」
お店の人「カウンターか2人席ずつで離れてしまいますが」
菊じい「カウンターでいいよ」

菊じい、隅ばあさん、奥さん、米治郎と並んでカウンター席に着く。
まわりを見ると、米治郎たち4人以外は、若い男女ペア、
そりゃ、今日はホワイトデーでした。
奥さん「ホワイトデーなんてもらったことないね」
米治郎「そりゃそうさ、昔はホワイトデーなんかなかったでしょ」
奥さん「ホワイトデーでもらって一番いやなものは、お菓子だって」
米治郎「女性は、バレンタインデーでチョコレートって限定しといて、
    勝手だね」
奥さん「・・・(怒)」
米治郎「・・・・・・(泣)」

メニューを見て、アラエイティーペアーはもちろんカキフライ、
アラフィフペアーは、当然、生がき。
ところが、メニューを見ると、
カレーライスのようなものはあるが”ライス”がない。
菊じい、「カキフライにライスがなければどうするんだ」と、おかんむり。
お店の人に聞いてみると、出してくれることになった。

生がき、北海道のサロマ湖産、厚岸産、長崎産、カナダ産、食べ比べた。
生がきって、”どこ産”とか言われても、みな同じだと思っていた。
ところが、食べ比べてみると、明らかに違う。
同じ北海道で、オホーツク海側でも、サロマ湖産と、厚岸産、
全く違った。さらに、長崎産、カナダ産、特にカナダ産は、
身が小さいが、濃厚だった。


食べ終わって出てきてから、菊じいに聞いてみると、
カキフライはうまかったが、ソースがダメだった。
まい泉で、カキフライを食べている人を見たことがあるとか、
やはり、横浜の勝烈庵のカキフライが一番うまい、
キャベツもお変わり自由だし、とか・・・。

しかし、米治郎と奥さんは大満足、生カキをたらふく食べた。
奥さんと二人で、すごく幸せな味だった。
生がき、最高、しかも、この店、一年中生がき・・・。

素晴らしい。

菊じいと、来年は、1月くらいに、”ぽん多”へ行く約束をした。
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by l-cedar | 2010-03-16 22:00 | 菊じい

併読

最近、敢えて、”併読”をしている。
同時に、あっちを読み、こっちを読み、最後まで読まないで、
途中から違うものを読むようにして、また、こっちに戻ってと、
同時に、何冊かの本を読むようにしている。

米治郎、社会へ出たときから、基本的に”営業”の仕事をしている。
”営業”の仕事は、お客さんを覚えるのが必要不可欠だ。
ところが、社会へ出て、営業の仕事をし始めて、
少し経ってから気がついたことだが、人の名前を覚えることが苦手だ。
一度話した人の顔は絶対に忘れない、しかし、名前を忘れてしまう。
最初の仕事、クルマのセールスだった。
配属されて場所は、完全な住宅地区、
人の顔=(イコール)その人の家=(イコール)名前を覚えた。

その後の仕事、お客さんも仕事でモノを買うので、
名刺を渡せば、名刺をいただく。
ところが、名刺を見ても、活字をあまり見ない、
ちゃんと見ているのだが、見ていない。
名刺をいただいた瞬間、お名前を忘れている。
お恥ずかしい話だが、ずっと、そうだった。

しかし、顔は忘れない。
これが始末に負えない。
客先に行って、顔は覚えているので、偶々その人が、
すぐに居たりすると、話が始まる。
ところが、名前が出てこない。
会話が不自然だ。二人で話しているのだから、
名前は言う必要はあまりないが、そこは日本語。
二人称の”あなた”、”君”、”お宅”、
英語では、”You”で、普通に使うと思うが、
日本語の場合、”あなた”というのは、男女間で、
女性から男性に向けての呼び方で、男性が、
同姓に使う言葉としては、変な人に取られる。
さらに、お客さんに対しては、もっと、使えない。

話は逸れたが、その名前を覚えられない訓練として、
さらには、50歳を過ぎたので、”ボケ防止”のために、
”併読”をしている。
登場人物の名前が、違う本を読んでいて、
また、併読している本に戻ると、
登場人物の名前が、最初は、あやふやで、
前を読み返すことが多かったが、
少しずつ、それが減ってきた。

まあ、元々、ボケている米治郎、
普通の人は持っている能力を持とうとしているだけだ。
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by l-cedar | 2010-03-15 21:59 | 日々

この道はいつか来た道

第一生命のCMが良い。

娘を持つ男親なら、ジーンとくる内容だ。

”結婚式編”。
教会のバージンロードを手をつないで歩む父と娘。
場面は、変わって、幼い娘が泣きながら、「お父さん」と
言いながら、父親に手を引かれている。
さらに、場面は戻って、教会のバージンロード。
娘が、父親を見て、「お父さん」と・・・。
そして、「この道はいつか来た道」と歌が流れる。

最近、変わった。

”卒業式編”。
中学校らしき卒業式の場面。
卒業証書を受け取る娘、父兄席の母親。
場面は変わって、その親子の家らしき食卓。
「お母さんなんていらない」と、言って、家を飛び出す娘。
町を彷徨い歩いて、友達に愚痴をこぼし、帰宅する。
母親が、「おかえり」と他には何も言わず出迎える。
娘は母親を見て、「お母さん」と・・・。
さらに、場面は戻って、卒業式会場。
笑顔で手を振る母と娘。
そして、「この道はいつか来た道」と歌が流れる。



娘を持つ男親として、相反する感情。
嫁には行かないでくれ・・・。
早く、嫁に行ってくれ・・・。

たぶん、いつか来るであろう、その時に備えて・・・。
そんな時が来なければよい。
いや、そんな時が来ないと困る。



親になって初めてわかる親の気持ち。
そして、あらためて思う、子の気持ち。

「この道はいつか来た道」
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by l-cedar | 2010-03-13 05:29 | 日々
先日の京都出張の帰路、京都の新幹線上りホームで、
珍しい光景があった。

”のぞみ”が”のぞみ”を抜いた。

事の顛末は、新山口、福山付近の雪で、”博多発のぞみ”に
遅れが生じた。米治郎が京都で乗ろうとしていたのは、
新大阪始発の”のぞみ250号”、京都を17:22発だった。
ところが、定時だと、京都を17:16発の博多発”のぞみ38号”が
5分ほど遅れていた。本来、新大阪で”のぞみ38号”が
17:00に発車してから、”のぞみ250号”は17:07に発車するが、
遅れていたため、たぶん、”のぞみ250号”は定時に発車して、
定時に京都駅に到着した。
そこへ、”のぞみ38号”は追いついてきて、
京都で、後から京都駅に着いた”のぞみ38号”が
”のぞみ250号”より先に発車した。

さらに、両方とも、”N700系”、東京駅や新大阪などは発駅なので、
のぞみ同士、しかも”N700系”が隣同士で並ぶことはあっても、
途中駅の京都で、”N700系”の”のぞみ”が並んでホームに
入っていることは珍しいのではないだろうか。

もちろん、現時点で、”N700系”は99%が”のぞみ”で、
今後は、”N700系”の”ひかりもありうるが・・・。
(米治郎の知っている限り、朝6時、新横浜発の”ひかり”が”N700系”)

生憎と、京都駅で両方並んでいる写真を撮ることはたぶん不可能だが・・・。
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by l-cedar | 2010-03-12 09:06 | for ”鉄さん”

手塚治虫さんの壁画

「心優しいぃー、ららら、科学の子ぉー、10万馬力だぁ、
鉄腕アトームゥー」
と、思わず口ずさんでしまう山手線の高田馬場駅。
”鉄の人”たちでは有名だが、JR高田馬場駅の発車
メロディーは、”鉄腕アトム”である。
それは、リンクしたウィキペディアにあるとおりだ。

ウィキペディアにもあるように、JRと西武線の高架下、
下を走る早稲田通りに面したところに、手塚治虫さんの壁画がある。
それが、先日の朝、米治郎が会社へ行くときに通りかかると、
委託された業者の人たちが、ビリビリとその壁画を引き剥がしていた。
その時、初めてその壁画が、ビニールシートであることがわかったが、
「あらら、あの壁画好きだったのに、剥がしてしまうんだ、残念、
後はどうするだろう???」と、思っていたら・・・。

翌日、同じものがきれいに貼られていた。
西武新宿線の高架下の壁画
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科学省は高田馬場にある。
JRの高架下の壁画
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さて、画像が小さいので、申し訳ないが、
詳しくはこちらを見ていただきたい。
手塚治虫さんの全キャラクターが書かれている。
これは、高田馬場向けに書かれた完全なオリジナルだろう。
それを表しているのは、この画像だ。
キャラクターが、川で染物を洗っているが、昔、この付近、
神田川沿いに、染色工場がたくさんあったらしい。
戦争中、その工場を軍需工場と間違えて、B29に狙われ、
たくさんの焼夷弾が落とされ、犠牲になった人も多い。さらに
学習院付近に、B29が墜落したそうだ。

山手線で高田馬場を通ったとき、発車メロディに耳を傾けてみて、
冒頭のように、口ずさんでしまうのは、アラフィフ以上???
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by l-cedar | 2010-03-11 10:30 | 日々