高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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曙光の街

「曙光の街 今野敏著 文春文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

元KGBのスパイ、ヴィクトルは、ソ連崩壊時に、
解雇され、毎日の生活に困るほど貧困生活をしていた。
そこへかつてのKGBの上司であるオギエンコが現れ、
日本のヤクザの親分暗殺の仕事を高額の報酬と引換えに、
依頼され引き受けて、日本へ向かう。

一方、警視庁公安部外事一課の倉橋警部補は、
ヤクザを狙ってロシアから暗殺者が来るので
調べるように、滝外事一課長から命じられる。
倉橋は、刑事上がりで公安の仕事になじめないでいた。

その狙われているヤクザの親分、津九茂の子分、
兵藤はロシア女狂いの津九茂に付き合う毎日だった。
彼は、ドラフト1位で指名された元プロ野球選手で、
暴力沙汰を犯して追放処分になったところを津九茂に拾われた。
彼は、経済ヤクザである津九茂興業の中で唯一の武闘派として
名を成していた。

まず、この津九茂興業の兵藤が、六本木で津九茂興業の若い者が
因縁をつけられ、その対応に出て行くところからのシーンがすごい。
あっという間に、口でやりあい、力でやりあい、あっという間に
相手をたたんでしまう。
しかし、ヴィクトルを相手に子供のようにひねられてしまう。

倉橋警部補は、その様子を尾行していて、逃げるヴィクトルを
追うが、雑踏の中で忽然と消え、そのスパイとしての能力に
呆然とする。

ヴィクトルは、貧困生活で、自分が生きている価値を見失っていたが、
日本へ来て、暗殺という仕事を与えられ、次第に自分の価値を
見出していく。

兵藤と倉橋は、ヴィクトルと交えたことで、次第に変わっていく。
そして、ヴィクトルも・・・。

圧倒的なスピードで話が進んでいく。次は、次は、と期待が膨らんでいく。
今回の出張の新幹線の行き帰りであっという間に読んでしまった。
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by l-cedar | 2008-11-24 16:13 | 感想文

日米同盟

昨日、舞鶴出張の帰り、京都からの新幹線、
秋の行楽シーズンとやらで、「そうだ、京都行こう!」と
いう人が多いんだか、めちゃくちゃ混んでいて、17時半頃、
京都を出る”のぞみ”を”エクスプレス予約”で、舞鶴を出る
15時頃予約を入れようとしたが、めちゃくちゃ席がいっぱいで、
ポイントでグリーン車に乗って帰ってきた。
そのグリーン車に常備されている”WEDGE”という雑誌、
結構おもしろいかった。だが、最近、誌面が変わり、
読みづらくなって前のほうが良かったと思っていたが、
今月号に興味深い記事が出ていた。

ケント・E・カルダー氏(ライシャワー東アジア研究センター所長)
という人の書いたもので
”日米同盟の静かな危機  関係修復に向け打つべき手は”という記事だった。
日米同盟が締結されてから57年、その間に、日米の政権が同時に
変わったのは、クリントンと細川内閣の時だけ、あとは粛々と日米とも
関係を揺るがないものへと築いてきた、がしかし、
今、アメリカではオバマが、そして、日本は、次々と首相が変わり、
その人事交流が断絶して危機に陥っているという。

オバマが大統領になって、小浜市やノッチーをはじめとするバラエティを
見ている日本の多くの人は浮かれている。
気が付いている人は多いと思うが、日本にとって、マケインが大統領に
なれずに、オバマが大統領になることは、”対日本”のアメリカの政策も
”CHANGE”してしまい、多くのことをリセットされてしまう可能性が
高く、さらに、今の世界恐慌をにおわせるアメリカを基盤とする経済状況を
立て直すことがオバマは一番大きな仕事となるだろうから、対日本など
あまり眼中にはないだろう。さらに、戦後、あらゆる意味で、アジアの先端を
行っていた日本が、中国、韓国、台湾の台頭により、その地位からあえなく
落ちて、アメリカが日本に対してそんなに気を使う必要がない。

ユーロが一時強くなり、ドルが弱くなったりしたが、やはり日本は
アメリカ様様だ。
麻生総理が、失言が多くなってきて、自民党からも批判が続出している。
政権党として、この経済状況や対米状況、国際状況、国内状況で、
党内部をまとめられないのは、どうしたものか?
しかし、また総理が変わるのは、日本の信用はさらに地に落ちる。
今まで、ここで、”民主党が政権をとったら”というようなことを書いたが、
敢えてここでその考えを変える。
国際的な日本の信用を回復するために、麻生さんが総理のままでいて、
日本を変えなくてはいけないのであろう。
日本はかつてのあらゆる信用を失墜している。
その信用を回復しなくては・・・。

それは、”俺にはそんな大きな話には関係ない”ではない。
かつての日本の信用の基礎は、一人一人の信用の積み重ねなのだ。
その一人一人の”信用”が、”やる気”が、失墜しているから
その積み重ねである国の信用が失墜しているのである。
”チリも積もれば・・・”なのだ。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2008-11-22 18:22 | 日々
麻生総理が「社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。
とにかくものすごく価値判断が違う」などと述べたそうだ。
その後、陳謝したらしいが、失言が多いこの総理、
またもや、やってくれた。
この発言、表題の通り、政治家にお返ししたい。
さらには、麻生総理にお返ししたい。

まあ、社会常識はあるつもりなのかもしれないが、
世間の庶民の常識は間違いなくない。
こういう発言を何の躊躇もなくしてしまう
政治家としての資質を疑う。
そんな人が総理をしていて、次から次へと総理が変わる国を
誰が信じようか。もっと、昔のようなオーラのある政治家は
もうこの国には出現しないのだろうか。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2008-11-19 23:54 | 日々

定額給付金

定額給付金、地方へ丸投げで批判を浴び、
”頻繁(ひんぱん)→はんざつ、
踏襲(とうしゅう)→ふしゅう”と漢字が読めなくてバカにされ、
国際政治は、”ゴルゴ13”で勉強していると、揶揄される漫画好きな
第92代内閣総理大臣。
一生懸命、西早稲田のスーパーへ行っては、やったことのない買い物を
してみたり、高田馬場駅前で、タクシーの運転手にインタビューしてみたり、
庶民感覚に近づこうと躍起になっている。

だが、そもそも無理でしょう。
庶民感覚とは程遠い豪遊、なんせ、日本JCの会頭やっている。
この日本青年会議所会頭というポジション、ちょっとやそっとではなれない。
先ず一番必要なものは、”お金”、それも半端じゃない。
会頭は選挙で選ばれるが、その選挙に、公然とお金が必要である。
そんなセレブだから、国会の野党の女性議員からの質問で
インスタントラーメンの価格を400円と平然と答えてしまう。
だから、定額給付金の12,000円という金額、きっとこの人にしてみたら、
庶民で言う120円くらいだろう。だって、ホテルの高級バーで、
安いから行くという感覚だから・・・。
彼の高級バーで一杯が、私らの感覚の缶コーヒー一杯と同じ感覚だろう。

でも、折角いただける12,000円、「何買おうかな」と、国民全員への
自民党からの袖の下にすっかりウキウキ気分の米治郎でした。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2008-11-19 00:01 | 日々

11月15日

今年もまた、11月15日がやってきた。
亡き友の命日だ。
平成3年11月15日、彼は寝床から目覚められなかった。
34歳だった。あれから、17年、その時の幼子は、来年成人式。

この日は絶対に忘れない。
この日にいけなくてもこの前後には必ず、墓参する。
今年は、今日行った。
彼の奥さんも一緒のお墓に入っている。

天国で二人で仲良くやっているだろう。
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by l-cedar | 2008-11-15 19:00 | 日々

SL

今日は仕事で、埼玉の行田市まで行った。
行田市へ行くときは、JRの行田で降りて、
感じ悪いタクシーの乗るのが嫌なので、
熊谷まで行って、熊谷から秩父鉄道へ乗り、
二つ目の行田市で降りて行く。

この秩父鉄道、前にもここに書いたが、
鄙びていて前世紀に戻ったような感覚の電車だ。
車内は、空っ風がそのままの感覚で、埃っぽいし、
30分に一本くらいしか走っていない。
それなのに、なぜか急行が走っている。
先日,行田から秩父の方へ行く時に、この急行に乗ったが、
二つくらいずつ駅を飛ばしていく。前の電車は30分前だから、
普通電車を追い越すことはない。30分に一本しか来ない電車なのに、
やっと来た電車が急行で、自分の行きたい駅は急行の通過駅だとしたら
どんな気持ちなのだろう。だから、この急行の意味がわからない。
しかも、乗車券のほかに急行券を買わなければならず、
急行料金というのを取る。これもさらに意味がわからない。

さて、今日、JRの熊谷の駅で秩父鉄道に乗り換えるのに、
秩父鉄道のホームへ行くと、いつもは閑散としているホームに、
なぜか、人があふれている。しかも、子供連れの親子が多い。
子供は皆、小学生くらい、中学生もいる。
さて、今日はまだ冬休みには程遠いし、休日でもない。
皆、ホームから線路の方へカメラを向けている。
そう、皆、表題にあるように、入線してくるSLにカメラを向けていた。
そのC58のヘッドマークを見て、子供が多い理由もわかった。
今日は、埼玉県民の日、埼玉の学校は休みらしい。
米治郎、蒸気機関車をこんなに間近で見たのは初めてだった。
やがて、蒸気機関車は、たくさんの子供たちを乗せて、
秩父方面へ出発していった。
その時の発車の汽笛の音、こんなに大きい音とは知らなかった。

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by l-cedar | 2008-11-15 00:13 | for ”鉄さん”

都立母子保健院

妊婦のたらいまわしが問題になっていることは
前にもここに書いた。
平成14年12月に閉院されたが、東京の世田谷区桜に
都立母子保健院というのがあった。
産科、小児科の専門病院だった。米治郎は、社会へ出て最初の仕事は
自動車のセールスをしていた。その時に、自分の担当地域にあったのが
この”都立母子保健院”だった。子供ができたら、ぜひここで、と思っていた。
だから、アキラも、カオルも、そして甥のテッペイもここで生まれた。
特に、アキラは生まれた時、未熟児までいかないが、2,500gを少し切る
”低体重児”だった。この母子保健院の優れているところは、未熟児を
無事に退院させることだった。個人の産婦人科で手に負えない未熟児は
救急車で、皆、ここへ運ばれてくる。最上階が未熟児室があり、
一番外側が回廊になっていて、中の様子が見えるようになっていた。
アキラ(まだ、この時は名無しだった)が生まれた知らせがあり、
母子保健院へ駆けつけると、最上階にいるという。
回廊へ出て、中の様子を見て、最初に目に入ったのは、
人形のような小さい未熟児だった。「まさか」と思った。
アキラではなかった。だが、大人の指くらいの大きさの
腕に手がついていて、その先にちゃんと5本の指がある。
あの姿は、まだ目に焼きついている。
きっと元気に育って、今はもう大人になっているだろう。
完全看護で、すばらしい産院だった。
それがなくなってしまった。
無くす決定をしたのは石原さんだ。そのしっぺ返しが、今来ている。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2008-11-14 00:06 | 日々
今日、参院外交防衛委員会で田母神俊雄前航空幕僚長に対する
参考人質疑が行われた。
田母神氏は何が問題になっているかを全く、問題にしない
開き直ったというか、論文で発表した自説、そのままで
野党議員に対して反論した。
さらに、6千万円の退職金も、浜田大臣から自主返納が
望ましいと言われているのも関わらず、「生活が苦しいので
使わせていただく」と返納しないらしい。

これは、全くシビリアンコントロールができていない。
浜田大臣、つまり文民の言うことを全く聞かないとの、決意表明に取れた。
これは何とかしないといけないのではないだろうか?
日本は何も学んでいないことになってしまう。
”喉元過ぎれば、熱さ忘れる”である。

にっぽん、ちゃ、ちゃ、ちゃ。
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by l-cedar | 2008-11-11 23:55 | 日々

神様からひと言

「神様からひと言 荻原浩著 光文社文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

痛快だった。読み終わって、こんなに痛快な話は久しぶりだ。
非常に読了感の良い、ほのぼのとして、がんばろうと思う本だった。

大手広告代理店を辞めて、食品メーカーに転職した亮平。
その最初の仕事、新製品のプレゼンで、失敗して
会社の掃き溜めである「お客様相談室」へ左遷される。
そこで、毎日遅刻、競艇狂いの先輩、篠崎と出会う。
しかし、彼は、普段はめちゃくちゃで、お金が入るとすぐに
仕事中であろうが、競艇場へ行ってしまうが、謝罪となると、
本領発揮、即座に相手を見抜く、「謝罪のプロ」だった。
篠崎をはじめとする「お客様相談室」の面々である脇役が
話を盛り上げる。
オビに書いてある著者荻原浩氏の言葉、「とにかく死んではいけない」
という言葉が身にしみます。
話の後半、ヤクザが「お客様相談室」にいちゃもんをつけてくるのだが、
その篠崎とのやり取りは、”痛快”の一言である。これらのやり取りを
読むだけでもこの本を読む価値はある。

”サラリーマンとは”、あらためて、考えさせられる話だった。
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by l-cedar | 2008-11-11 23:40 | 感想文

人間ドックの結果

先日、10月20日にやった人間ドックの結果が出た。

         今年      去年
中性脂肪   110mg/dL  196mg/dL
HDLーコレステロール  51mg/dL   57mg/dL
LDLーコレステロール 129mg/dL  165mg/dL
尿酸      6.2mg/dL   7.5mg/dL
空腹時血糖  123mg/dL   136mg/dL
ヘモグロビンAlc   5.7%      6.1%
腹回り     88.0cm    -

自転車に乗り始めて2週間くらい、良い結果が出たようだ。
特に、中性脂肪、こんなに減っちゃって良いの・・・。
腹回りをさっき測ってみたら、88cmで全く同じ。
これは、自転車から帰ってきてから腹筋でもやってみよう。
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by l-cedar | 2008-11-11 23:11 | 日々