高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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富士山-その2

富士スピードウェイに行く前に、”富士スバルライン”で思い出したことがあった。
もう、20年近く前のことだ。まだ、アキラもカオルも幼稚園か小学生だった。
ある年の大晦日の晩、「よし、来年の正月は、富士山のご来光を見に行こう」と
米治郎と奥さんと話が急にまとまり、4人で車に乗った。

当時、世田谷に住んでいた。今のように、インターネットもカーナビもない。
こういう情報は、地図を見るしかなかった。しかし、米治郎は地図を見ながら
車を走らせることが大嫌いだった。このときは事前に地図も見なかった。
米治郎は、”富士スバルライン”は御殿場から入るものだと勘違いしていた。
「よし、御殿場なら、東名だ」と思い、環8瀬田から東名に入った。
しかし、入り口がもうすでに大渋滞。
「ありゃー、こんなに混んでるものなの」
「みんな、富士山に行くのかね」
しかし、行くと決めたので、とりあえず、渋滞の渦に入った。
少し行くと、皆、追い越し車線の方へそろりそろりと、車線を変わっていく。
「うん、これって事故渋滞か、まさか、大晦日のこんな時間に工事はないよな」

すぐに、渋滞の原因がわかった。
なんと、暴走族が3車線のうちの2車線に車やバイクを止めて、
みんなで、踊っているのであった。
これが、噂の”初日の出暴走”である。
やっと、踊り場を抜け出すと、その先にも、暴走族がうじゃうじゃいる。
さすがに身の危険は感じなかったが、女房と幼い子供が一緒なので、
何かあったら、やばいなぁ、と、後席を見ると、アキラとカオルが、
暴走族に手を振っている。向こうも喜んで、手を振っている。
なんだ、見た目はあんなだけど、意外にいい人たちだった。
結局、御殿場まで併走した。

御殿場に着いて、あるわけない”富士スバルライン”の入口を目指すが、
どこをどう行ってもない。段々明るくなってくる。
奥さんは「本当にここからなの」と疑いの眼差し・・・。
結局、夜が明けてしまい、初日の出が出てきてしまったので、
車を止めて、寝た。明るくなって、家へ帰った。
その年は・・・・・。

今回は、カーナビも付いていて、迷わず、中央高速の河口湖から
”富士スバルライン”には入れた。

アキラ「あの時って、そういうことだったの、なんか、車で
寝た記憶があるけど、どこへ行こうとしてたか、わからなかった」
米治郎「そう、車で地図見るのが嫌いだった、だから、
あんなところへ行っちゃったんだね」

人生、行き当たりばったり・・・。
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by l-cedar | 2007-05-31 08:47 | 日々

富士山

土曜日の夜、アキラが急に明日、車で
どこかへ行かないか、と、誘われた。

日曜の朝、五時に起きた、天気は快晴だ。
結構、気温も上がってきて、暑そうだ。
米治郎は、長袖のシャツにしたが、
アキラは半袖のポロシャツ。うん、この陽気なら
半袖でもいいかなと思ったが、長袖にした。
まずは中央高速で、河口湖インターを目指し、
富士スバルラインで、富士山五合目を向かった。

富士山五合目、車から降りると、すごく寒い。
二人とも、シャツ一枚、しかもアキラは半袖。
駐車場のまわりの車の人たちは、アノラックを着て、
登山する格好の人も多い。そういうところだった。
何も考えずに、天気も良いし、と思って車を降りたら、
この有様。
朝から二人とも何も食べていないので、
食堂と売店みたいなところへ行くと、
なんと、大してうまそうに見えないラーメンが
1,000円、ペットボトル飲料も200円、
そして、トイレも100円だった。トイレの脇に
「富士山には、水がありません。トラック一台分
25,000円で麓から運んできます。大事に使いましょう」
ですと・・・。まあ、しょうがないでしょう。

すぐに、車に戻って、次の目的地、「富士スピードウェイ」へ。
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by l-cedar | 2007-05-28 08:22 | 日々

笑う警官

米治郎の推薦度 ☆☆☆ 

「笑う警官 佐々木譲 ハルキ文庫」を読んだ。
相変わらず、この人の作品は安心して読めた。
北海道警察の大通署の佐伯という刑事が主人公だ。
実際に北海道警であった警官の裏金作りや、覚せい剤売買
などを伏線にして、小説にしている。
今回、一泊で関西出張へ行ってきて、これを持っていったが、
行きの新幹線、まず新横浜へ着くくらいまでに本が睡眠導入剤になり、
寝てしまうのだが、つい引き込まれて、読みふけってしまい、
名古屋までで、半分くらい読んでしまい、これはやばいと思い、
少し残した。夜寝る時は、敢えて読まなかった。しかし、2日目の
移動中に読み終えてしまい、帰りの新幹線は別のものを読んだ。
それほど、面白かった。
佐々木譲氏の警察小説の初の文庫化(他の人との連作の短編が
あったが・・・)で、彼の小説の舞台になることが多い、北海道ものだ。

大通署の佐伯刑事は、新しく刑事になった新宮と
盗品売買の容疑で、小樽の会社事務所を急襲するが、
逆に、新宮刑事が首に拳銃を突きつけられ、人質に取られてしまう。
犯人は彼らを警官と思っていなかった。そして、おかしなことを喚いている。
「警察なら、事前に踏み込むって、知らせがあるはずだ、本当に警察か」
やっと説き伏せて、逮捕すると、本部からも刑事が来て、逮捕した犯人は、
本部へ取り上げられてしまう。札幌へ戻ると、今度は、
マンションの一室から女性の死体が発見される。そして、その女性は
北海道警察本部生活安全部の水村朝美巡査。
この事件も大通り署から本部へ取り上げられ、
さらに、被疑者は、佐伯が、かつて警察庁の人身売買の事件で
おとり捜査で組み、命を救ってもらい、今は水村巡査と同じ本部に
所属する津久井巡査部長だということに・・・。
やがて拳銃を所持し、覚せい剤中毒ということで津久井に対する
射殺命令がでてしまう。
何かがおかしいと、佐伯の本部との攻防が始まる。

いつものように文章もわかりやすく、読みやすかった。
公務員、警察官、キャリア、今、騒がれている裏金など
考えてしまう。
どこの世界にも、”いい人”、”悪い人”、”良い人”、”だめな人”がいるが、
”公僕”は、”悪い人”、”だめな人”はいてほしくない。

佐々木譲氏は、米治郎の中で、最高です。
これ、近いうちに、角川春樹事務所で映画化されるらしい。
佐々木譲氏本人のブログ
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by l-cedar | 2007-05-25 16:27 | 感想文

幽霊人命救助隊

米治郎の推薦度 ☆☆

「幽霊人命救助隊 高野 和明著 文春文庫」を読んだ。

まず、巻末の解説から読んでほしい。”バカの壁”で
一世を風靡した養老孟司氏が書いている。この解説、
あらすじは一切書いていないので、安心して事前に
読んでよい。この解説を読むだけでも、この本を買う価値はある。
もちろん、小説のほうも面白い。

大学受験に失敗した裕一、なぜか、断崖絶壁を上っている。
そして、たどり着いた頂上には、やくざ、イケイケの女性、
まじめそうな中年男性の3人が出迎えた。
裕一も含めて、彼らは自殺して、まだ成仏できず、
断崖絶壁の頂上は、天国への中間地点だった。
神が出てきて、地上へ降りて、100人の自殺しようとするものを
助ければ、成仏させて、天国へ連れて行くといわれ、強制的に
4人は、地上へ降ろされる。
彼らは、幽霊となって地上での人命救助が始まる。
果たして、100人の自殺志願者を救えるのか・・・。

”自殺”ということを考えさせられる作品でした。
日本では、毎年3万人の自殺者があるそうです。
先日も、長野で高校生が自殺サイトで知り合った
男性と自殺して、穴の中で一酸化炭素中毒で死にました。
両親の悲しむ姿が報道されましたが、そういうもろもろの
ことを考えさせられます。
最後は、どんなハッピーエンドか言いませんがハッピーエンドです。
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by l-cedar | 2007-05-24 14:06 | 感想文

第3京浜とパトカー

前回の”覆面パトカー”で思い出した。
米治郎が、奥さんと結婚する前の話。
奥さんは、その頃、横浜に住んでいた。
もちろん、菊じいも隅ばあさんもだ。
菊じいも隅ばあさんも”じいさん”、”ばあさん”ではなかった。

奥さんと会った後は、横浜の彼女の実家まで車で送っていった。
それには、”第3京浜”という東京の世田谷の環状8号線から
横浜の駅のそばまでを結ぶ自動車専用道路があり、そこを
往復とも使った。
行きは彼女を乗せているから、安全運転だったが、
帰りは、めちゃめちゃ、すっ飛んで帰ってきた。
スピード違反で捕まったことはない。
しかし、この毎回のことで、後ろからやってくるパトカーを
夜でも見分けられるようになった。

1.まず、追いついてくる車は、パトカーだと思え。
2.必ず、パトカーは車線変更のときにウインカーを出すので、
ウインカーを出しながら、車線変更してきたらパトカーだと思え。
3.白黒パトカーの場合、屋根の上の赤色灯が、その後ろの
車のライトの上に浮かび上がるので、屋根の上を見逃すな。
当時は、小さいものだったが、今は、横長のでかいのが
ついているからすぐわかる。

この3つを理解して、高速を走る時は、前方と同時に
後方も気をつけていると、まずつかまらない。

ある日、奥さんの実家からの帰り道、
この3原則に従って、第3京浜を流していると、
ウインカーを出し、車線変更をして来る後続車があった。
「おっ、これは!」と思い、追越車線から、走行車線へ
ウインカーを出して、移った。
しかし、その車は、そのまま、追越車線で、追いついてこない。
米治郎は、これは間違いない、追越車線に戻ってくるのを
待っているんだと思った。この攻防は5分間くらい続いた。
すると、痺れを切らして、その車は追いついてきて、
米治郎の横へ来た。
やはり、S30(初期のフェアレディZ)の白黒パトカーだった。
そして、スピーカーから、悔し紛れに
「気をつけて走りなさい」とか何とか言っていった。
(窓が閉まっていたのであまりよく聞こえなかった。)
米治郎は、そのS30パトカーのあとを着いていった。
当時、パトカーは原則的に、後ろの車の速度超過は、
捕捉できないから・・・。(今は、車載レーダーという怖いものが
あるので、後ろでも捕まえられるはずだ)

その後も、この3原則を守って、未だにスピード違反に
つかまっていない。(最近は車自体を運転しないし・・・。)
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by l-cedar | 2007-05-22 08:25 | 日々

覆面パトカー

今日、会社の帰り、高田馬場駅の改札を出て、
通り(早稲田通り)に出ると、サイレンの音が聞こえてきた。
すごく近い、音は、小滝橋方面から聞こえてきた。
すると、”JZS175(今の”ゼロクラウン”の前の
”クラウンアスリート”)”の”面パト(覆面パトカー)”が
”緊走(緊急走行)”だ。ちょうど、歩行者用の信号が
青になり、歩行者が道路へあふれ出そうとしていた。
そこを、サイレンを鳴らしたJZS175面パトが徐行しながら、
通り抜けようとしている。
ドライブユニット(前部バンパー下面に取り付けられた拡声器)
から「緊急車両です、通過します、歩行者は止まってください。」

前席に二人の刑事が乗っている。助手席は、声からして男性。
しかもごつい感じの見るからに刑事。
しかし、米治郎の目は、運転席の人物に止まった。

女性である、しかも右半分の横顔しか見えないが、すごい美人だ。
「うわー、こんなきれいな刑事がいるんだ」と思った。
”雪平夏見”か”音道貴子”か”倉木美希”か”九条彩乃”か。
映画か、ドラマの中だと、女優さんが演っているから
きれいなのは当然だが、実際にもこんなきれいな刑事さんがいるのだ。

婦人警察官のイメージって、ごつくて、顔が不自由で、健康そうな女性。
米治郎は、若い頃よく駐禁で捕まった。ミニパトの婦警にも良く謝った。
同じ婦警に二回捕まったこともあった。でも、その時の婦警って、
ごつくて、めちゃくちゃブスで、顔なんか見れたものではなかった。
女子柔道の選手も婦警が多いが、ねぇ、・・・・・、でしょ、・・・・・。

でも、イメージ変わった。

きれいな女子プロゴルファーも多くなってきたし、
テニス選手もきれいな子が多くなってきたし、
新幹線の車掌は、まだ・・・かな。

日本女性も全体的にきれいな人が多くなってきて、
皆、社会に出て、働く女性が多くなってきたこと、
と、米治郎は思った。
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by l-cedar | 2007-05-21 23:27 | 日々

虎を鎖でつなげ

米治郎の推薦度 ☆☆ 

「虎を鎖でつなげ 落合信彦著 集英社文庫」を読んだ。
「名もなき勇者たちよ」に続き、落合信彦氏を読んだ。
ところで、「名もなき勇者たちよ」のレイチェルは
実在の人物らしい。”帯”を読んでいなかったが
そう書いてあった。

さて、こちらは、中国の話だ。中国が、
北京オリンピックを前にして、台湾へ攻め入ると言う計画を
たてているという情報を、アメリカとイギリスがつかむ。
米英は直接、手を下すことができない。
そこで、織田信長の末裔”織田信虎”が率いる
傭兵部隊に、白羽の矢を立てる。
「名もなき勇者たちよ」同様、落合氏らしい信憑性あふれる
物語だった。テンポがよくどんどん読めた。
中国の不気味さが良くつかめた。

ものすごく、痛快だった。
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by l-cedar | 2007-05-20 19:03 | 感想文

夜のピクニック

米治郎の推薦度 ☆☆☆ 

「夜のピクニック 恩田 陸著 新潮文庫」を読んだ。

西脇融(にしわきとおる)は、北高の3年生男子、
まもなく、鍛錬歩行祭が始まる。彼は迷っていた。
一番の友達、水泳部の戸田忍(とだしのぶ)と、自分が3年間
属していたテニス部の仲間と走るか、歩くかを。

甲田貴子、同じく北高の3年生女子。彼女は、一番の
友達、遊佐美和子と歩行祭を歩くことに決めている。

西脇融と甲田貴子は、3年で一緒のクラスになった。
しかし、今まで一度も話したことはない。
お互いに、その存在は、北高に入学する以前から
知っていた。
途中でわかるので、ここで言ってしまうが、二人は、
腹違いの兄妹(姉弟)である。西脇融の父親が
甲田貴子の母親と浮気をして外に作った娘が
貴子だった。しかも、二人は同じ年である。

これが、ストーリーの中心となり、ただ、ひたすら
歩行祭で歩いているシーンが続く。
朝の八時から翌朝の八時まで、深夜の数時間の
仮眠を挟んでひたすら歩く。

この二人の心理描写がものすごく良かった。

さて、二人は、お互いを分かり合えるか合えないか・・・。
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by l-cedar | 2007-05-20 18:49 | 感想文

関西弁

出張で大阪に行ってきた。
この時期くらいから、ここ3~4年ほぼ毎週の関西出張に
なるのだが、米治郎は、大阪に慣れられない。
京都はまだいいが、大阪は未だにだめだ。
なんか、いつも思うことだが、外国に来たみたいである。
顔は、自分と同じ日本人の顔だが、言葉に違和感がある。
そう、表題にある”関西弁”だ。それも京都くらいまでなら
少し、慣れてきたが、大阪の関西弁はすごい。
まず、電車に乗っても、店に入っても、タクシーに乗っても
当たり前のことだが、どこもかしこも関西弁でしゃべる。
そして、よく聞いていると、必ず、”ボケ”役と”ツッコミ”役がいる。
”ボケ”られたら、”つっこま”ないといけないようだ。

だから、こちらがしゃべるとすぐに東京の人間だと
わかられてしまう。こっちの独りよがりかもしれないが、
そうすると、向こうは「あー、東京の人間だな」と、すこし、身構える。
これには根拠がある。あるお客さんから
「東京弁で、言われると、なんか冷たい感じがして
身構えてしまうなー」と言われたことがある。

確かに、関西弁は温かい感じがする。
それに比べて、東京弁は冷たい。
例えば、「お前、バカだなぁ」と言われると、
ものすごく蔑まれた感じがするが、
「お前、あほやなぁ」と言われても
全く蔑まれた感じはしない。

できることなら、関西へ行ったときは
関西弁でしゃべれればよいが、イントネーションや
発音ですぐにばれる。
例えば、タクシーに乗ったとき、降り際に
「おーきに」って、言えればよいが、言えない。

だから、米治郎は、関西へ行くと外国人だ。
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by l-cedar | 2007-05-19 09:35 | 日々

菊じい-21

今日は”母の日”である。
昨日、土曜日の午前中。
菊じいから奥さんへ電話があった。
「ピザが食べたいから明日の昼でも来ないか」とのこと。
日曜日、カオルは仕事でいなかったので、
米治郎、奥さん、アキラの3人で行ってきた。
ドミノピザのチーズメルト・ボロネーゼが
米治郎の家族の最近のお気に入りだ。
ふんわりチーズが4層になっていてすごくおいしい。
菊じいのところで、それのMサイズとマルゲリータの
Mサイズを1枚ずつとることにした。
米治郎の家で、ドミノピザに電話をして、
菊じいの家に届けてもらうことにした。

もちろん、食後のお菓子と、母の日の
”カーネーションの花束”も用意した。

奥さん「きっと、おばあちゃん、アキラとお父さんが来るって
いうから、他にもおかず用意してたりして」
米治郎「そうかもね、ご飯とか炊いていたりしてね」
アキラ「ピザ2枚にご飯は、とてもじゃないけど食べられないよ」

3人が菊じいの家に着くと、すぐにピザが届いた。
隅ばあさんに”カーネション”を渡してから食卓についた。
食卓には、ピザが2枚のほかに、
”マグロとアボガド、レタスのサラダ”、”白身魚とアボガドのサラダ”が並び、
それぞれに味噌汁が配られた。
アキラ「おばあちゃん、ピザに味噌汁はないんじゃない」
隅ばあさん「足りなければ、ご飯も炊いてあるからね」

米治郎、奥さん、アキラ「・・・・・・・・・・・・」
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by l-cedar | 2007-05-13 18:12 | 菊じい