高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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クィーン

米治郎の推薦度 ☆☆☆

映画「クィーン」を見た。
ダイアナ元妃が、パリで交通事故で亡くなってからの
揺れ動く英王室の内実を取り上げた映画だ。
主役のヘレン・ミレンが、エリザベス女王に似ているとか
の話題は他に任せる。

映画は、ブレアが首相に選ばれる選挙の投票日から
始まる。エリザベス女王は、自分の肖像画を書かせているが、
その画家に「選挙は行ってきたの?」と
なんせ、女王は選挙権がない。
「一度でよいから投票してみたい」というやり取りが面白い。

なんせ、まわりを固める脇役陣がすばらしい。
特にブレア首相役のマイケル・シーンが、側近に
女王のことを悪く言われ、言葉を荒げるシーンは感動。
フィリップ殿下、チャールズ皇太子もよかった。

米治郎が一番印象的なシーンは、女王が一人で、
古いレンジローバーを運転して、フィリップ殿下たちが
母を亡くした孫たちの傷心を紛らわすために
鹿狩りに行ったのを追いかけ、渡河しているところで、
車がエンコしてしまい、やむなく携帯電話を取り出し、
迎えを頼むシーンだ。まず、女王自身が運転しているのに驚き、
止まってしまった車の下を覗き込み、携帯電話で
「前のドライブシャフトが折れた」と、電話している。
車の下面を見て、ドライブシャフトが折れていることがわかるのだ。
そして、迎えを待つ間に、大きな鹿が現れる。
銃声が聞こえたので、「早くお逃げなさい」という。
あの鹿は、ダイアナを描いていたのだろう。

しかし、一番驚くことは、現在の女王、現在の首相たちが
実名で描かれ、しかも、これがイギリス映画ということだ。
少なくとも、日本では絶対にありえない。
恐るべし、英国人。

奥さんと、娘のカオリと3人で行ったが、
映画館に映画を見に行ったのは、何年ぶりだろうか。
奥さんとこういう映画(子供映画以外)を見たのは、
結婚後、初めてかも・・・。
奥さんが50歳になったので、二人で2,000円で見られた。

ところで、”King”は”王”、”Queen”は”女王”は
子供でも知っていることだが、日本に国を治めた
”王”や”女王”と呼ばれた地位はなかったのに
なぜ、”王”、”王様”や”女王”という単語があるのだろう。
語源は何から来ているのだろう。
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by l-cedar | 2007-04-30 17:48 | 日々

マタメロン

あっ君は、外で遊ぶのが大好きな4歳の男の子、
あっ君の大好物は、果物、特にバナナが大好きだ。

ある日曜日、あっ君の家にお客さんが来た。
お父さんの大事なお客さんで、オオノさんだ。
応接間をそっと、あっ君はのぞいてみた。
ちょうど、オオノさんがお父さんに果物屋さんの包装紙の四角い箱を
渡すところだった。お父さんが言った。
「あっ君、ご挨拶はできるよね。」
「こんにちは、あっ君」
「こんにちは、あっ君です」
「これ、あっ君の好きな果物だよ、お母さんに切ってもらって食べてね」
後ろを見ると、お母さんがちょうど、お茶の支度をして、
応接間に入ってくるところだった。

お母さんがオオノさんにお茶を出して、あっ君と居間の方へ戻ってきた。
あっ君は、オオノさんが持ってきた果物屋さんの包装紙の
中身が気になって仕方がない。
「お母さん、オオノさんもお母さんに切ってもらってねって、言ってたよ」
「そうね、じゃ、お客さんと一緒にいただきましょうか」
「うん」
お母さんが、包装紙を解いて、箱を開けた。
中身は、緑色で、網の模様がついている丸い果物で、
あっ君は初めて見る果物だった。
「お母さん、これ、何ていう名前?」
「あっ君、これはね、メロンっていうのよ、すごく高いのよ、
オオノさん、奮発したね」
「うん、フンピャツしたね」

お母さんが、それを切ってくれた。
甘い香りが、あっ君の鼻を襲った。よだれが出そうだ。
お母さんがお皿に盛ってくれた。あっ君は待ちきれない。
「お母さん、食べていい?」
「あら、あちらで、オオノさんと食べないの?」
「うん、ここで食べる」
と、あっ君は、フォークで一切れずつに切ってあった一切れを口の中に入れた。
甘ーい、なんともいえないおいしさだ。
お母さんが、応接間から戻ってきた。
「お母さん、これ、何ていうんだっけ?」
「また、メロンのこと?」
「そうそう」

やがて、オオノさんが帰る時間になった。
あっ君も玄関まで見送りに出た。
「あっ君、また来るからね、今度はおみやげ何がいい?おもちゃかな?」
「うーーーーんと、うーーーんと何だっけ」
「ロボット?車?飛行機のおもちゃ?」

「マタメロン」

おあとがよろしいようで・・・。
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by l-cedar | 2007-04-28 08:58 | 日々

捨てられないもの

米治郎は片付けたり、捨てるのが下手である。

洋服もなかなか捨てられない。
また、着るかもしれない。(奥さんの声:絶対着ない)
アキラが着るかもしれない。(奥さんの声:こんなの着るわけないでしょ!)

本もなかなか捨てられない。
また、読むかもしれない。(奥さんの声:絶対読まない)
誰かが読むかもしれない。(奥さんの声:誰も読まない)

パソコンのファイルも捨てられない。
また、使うかもしれない。
誰かの役に立つかもしれない。

犬は、腹がいっぱいだと、穴を掘って埋める。
しかし、どこに埋めたか、忘れる。
米治郎は、それと一緒で、前に作ったファイルを
どのフォルダにしまったかすぐに忘れる。

前に「超整理法」なる本を読んだが、
内容すら覚えていない。

捨てられないのは、結局、貧乏性なのである。
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by l-cedar | 2007-04-24 14:58 | 日々

芝桜

芝桜を見てきた。
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秩父のここは、秩父市と隣の横瀬町の境に近い秩父市、
元々、畑の休耕地に芝桜を少し植えたそうな。
それがきれいに咲くようになって、
人が見に来るようになったそうな。
それをうれしく思い、もう少したくさん植えたそうな。
そしたら、次の年は、さらにもっと
たくさんの人が見に来るようになったそうな。
それからは、倍々、人が見に来るようになって、
テレビ局まで取材に来るようになって、
季節には、周辺の道路は大渋滞するようになったそうな。
芝桜の咲いている近くの畑を持っている人は、
そこを駐車場にして、毎年、一定収入があるそうな。
今年からは、入場料、300円も取るようになったそうな。
と、いうことで、想像以下の広さ・・・・・・・・・。
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秩父のフジヤマ”武甲山”、山肌が削れているのは、セメントの原料を
取っているから。今は合併して”太平洋セメント”となったが、
”秩父セメント”の原点の山(?)をバックにして。
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場所は、秩父市だが、横瀬町から入ったほうが近い。
車で行くなら、横瀬の駐車場のほうが歩く距離は近い。
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米治郎は、横瀬町への仕事の帰りに寄った。
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”横瀬町”の皆さん、いつもありがとう。
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by l-cedar | 2007-04-23 22:00 | 日々

猿曳遁兵衛

米治郎の推薦度 ☆☆

「猿曳遁兵衛 重蔵始末(三) 逢坂 剛著 講談社文庫」を読んだ。
”重蔵始末”、”じぶくり伝兵衛 重蔵始末(二)”に続く
”重蔵始末”の三作目だ。
火付盗賊改方与力、近藤重蔵の物語だ。
”重蔵始末”はスペインものが得意な逢坂剛さんの
ある意味、異質な存在な江戸ものだ。

”火付盗賊改方”といえば、”池波正太郎”の”長谷川平蔵の鬼平”
だが、近藤重蔵はその与力、つまり、長谷川平蔵が警視総監なら、
近藤重蔵は、警視か警視正くらいか、つまり管理官くらいか。

短編もので、この主人公の近藤重蔵、まだ、24歳なのに10歳以上
年をとっているような風格で、図体もでかく、見た目で人を威嚇できる。
赤い鞭で、悪人と対峙する。
近藤重蔵は、犯罪の匂いを感じ取れるのである。
なんでも、見抜けるのである。これが、すべてに共通する。
これが歯切れが良い反面、ちょっと、気後れする。

今回、重蔵の恋人、”音若”が重要な鍵である。
まあ、そこそこ楽しめたが、逢坂作品としては、”いまいち”の感じだった。
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by l-cedar | 2007-04-22 20:26 | 感想文

土俵を走る殺意

米治郎の推薦度 ☆☆☆

「土俵を走る殺意 小杉健治著 光文社文庫」を読んだ。

このブログを書き始める前に読んだ「父からの手紙」に
続いて米治郎が読んだ小杉健治さんの作品だ。
「父からの手紙」と同じく、ミステリーだが親子の愛を
描いているのは、同じである。

昭和42年、蔵前国技館のそばの回向院、そこで男が殺されているのが
発見される。一方、昭和42年夏場所、蔵前国技館では、
大関大龍と大関富士穂高の一戦、水入りが付きそうな一戦、
勝負はあっけなく大龍が勝つ。

昭和33年、東京山野の酒屋の社長が誘拐され、死体で発見される。
 
大龍関、この物語の主人公といっていいだろう、篠田大輔、
中学三年生の彼は、秋田県花輪郡谷里町の奉納相撲で、
親友の本橋武男の半ば強引な勧めで出場し、大の大人を
”呼び戻し”という大技で負かし、優勝する。
集団就職して、東京のある工場への道が決まっていた大輔の
人生は、相撲のプロへの道へ変わる。
それと引き換えに、本橋武男の人生は、その工場へ勤め、
過酷な就業条件で、そこも辞めて、やがて、
東京山谷のドヤ街へ落ちていく。
二人の共通の中学の女友達である本荘由子、武男と集団就職列車に乗り、
東京へ向かい、二人と絡んでいく。

そして、昭和33年と昭和42年の二つの殺人事件はどう結びつくのか?

「父からの手紙」同様、最後にどんでん返しが待っている。
読み応えがある作品で、相撲が物語の大きな核になっているが
相撲を知らなくても十分楽しめる作品だった。
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by l-cedar | 2007-04-22 00:20 | 感想文

土産ショック!

”やよい”の”おじゃこ”が新宿の伊勢丹に出店したようである。
京都まで行かなくても手に入るのはうれしいが、
京都の土産が、また、ひとつ減った。
京都の漬物も池袋の西武、東武で売っているのを見て、
買ってくる気が失せたが、”おじゃこ”も同様になった。

しかし、インターネットで全国ほとんどのどこの店でもお取り寄せが
可能になってきて、店側もそれを推し進めようとしている。
どこどこ物産展とかで、すぐに手に入る。
逆に、そこへ行かないと買えないものを見つけるのは難しい。
特に東京のものは全国どこでも変えるので、
東京土産は特に難しい。
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by l-cedar | 2007-04-19 23:24 | 日々

菊じい-18

菊じいと隅ばあさん、奥さんと4人で旅行へ行った。
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”牡丹”の花がきれいだった。
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”しだれ桜”はもうそろそろ終わりだった。
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甘茶を出してくれた。
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こんな色の牡丹もあった。
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さて、菊孫の皆さん、ここはどこでしょう?
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by l-cedar | 2007-04-08 23:07 | 菊じい

雇用格差

昨日、12チャンネルでやっている「ガイヤの夜明け」という番組を見た。
この日の題名は
「雇用格差 ~漂流する“就職氷河期世代”~」だった。
今年は、団塊の世代が大量に定年を迎え、超売り手市場だが、そんな中で、
就職氷河期で、就職できず、フリーターのままで、
毎日ネットカフェで、寝泊りする若者たちがいることを知った。
ちょうど、息子のアキラと同じ世代の若者だ。
昔から定職につかない者は、世間から疎んじられてきたが、
彼らを見ているとそう一概にも言えないと思った。
これって、社会にも責任があるのだと思う。
日本という国がこんなことになってきて
”フリーター”、”プータロー”なんて言葉が普通に使われている。
社会が責任を追及するあまり、責任を取らないように、
皆が無責任になって、自分を守ることだけで精一杯で、
人の面倒は見られない。

しかし、米治郎も、人のこと、日本のこと、偉そうなことを言っていても、
米治郎自身、無責任で、自分を守るだけで精一杯で
家族以外の人の面倒なんか見ていない。

アキラも社会へ第一歩を踏み出した。
米治郎は、社会に出るとき、いい加減だからほとんど何も考えなかったが
実際に仕事を始めて、いつの間にか、定年までの折り返し地点を過ぎて、
あと10年、ここ最近、これって、何か人の役に立っているのだろうか?
と、考えることが次第に多くなってきた。
間接的には、何かの役に立っているのだろうが、
直接的には程遠い感じがする。
文句を言うのは誰でもできるが、実行するのは難しい。
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by l-cedar | 2007-04-04 08:55 | 日々

桜 満開

米治郎の家の近所の神田川、
桜が満開だ。
ここの桜、川沿いに並木になっているのだが、
枝が皆、水面に向いているので、地面より下に
桜の枝が垂れ下がり、花が水面に満開だ。

奥さんが一句
”先生と 呼ばれし君に 初桜”
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米治郎も一句
”桜咲く 時を同じく サクラサク”
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次女プーも登場
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桜の匂いは・・・。これって、山吹だわ。
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ということで、春の神田川でした。
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by l-cedar | 2007-04-01 13:23 | 日々