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高田米治郎が”日々”の出来事や読んだ本について感想文を書きます。


by l-cedar
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菊じい-87

菊じい、どんどん回復している。

ので、隅ばあさんと奥さん、
毎日二人で行っていても仕方がないので、
先週から曜日を決めて行くことにした。
火、木、土が隅ばあさん、
月、水、金が奥さん。
では、日は・・・、米治郎。

本当は、隅ばあさんも奥さんも行きたいのだが、
米治郎、二人を制した。

それこそ、看護疲れで、二人が参ってしまう。

そこで、今日は、米治郎、走らなかったので、
散歩がてら歩いて行ってきた。

国立国際医療センター、近い。
歩いても、20分強。
行きも帰りも歩いた。

菊じい、点滴以外の管は全部外れていて、
顔色も良く、元気だった。

おしっこも、まだ、看護士さんの手助けが必要だが、
トイレまで歩いて行けるようになった。
看護士さんが付いて行くのは、別にも理由がある。
おしっこの量を見てくれているのだ。

今日は、菊じいお気に入りの看護士Mさん、
一番、いろんなことに気が付いてくれるそうだ。
そのMさん、菊じいが痰が絡むのを見かねて、
吸入噴霧器を用意してくれた。
早速、やってもらった。
(もう、自分の力でやらないといけないので、
痰の吸引機はやらない)

米治郎「どうですか?」
菊じい「うん、大丈夫じゃ」
米治郎「よかった」
菊じい「何か、塩っぱくなってきた」
米治郎「???、看護士さん呼びますか?」
菊じい「呼ぶ」
と、菊じい、ナースコールを押す。

すぐにM看護士さん来てくれた。

菊じい「何か、これね、塩っぱいんじゃ」
Mさん「あっ、生理食塩水の噴霧ですから、
     塩っぱいですよ」
菊じい「道理で・・・」

そして、それを10分やると、
見事に、自力で痰が出せた。

その後、結局、隅ばあさんはやってきた。
来ると言っていた時間よりずいぶん早く来た。
そりゃ、気になるだろう。

その後、菊じい、西の端まで散歩に行った。
昨日、初めて西の端まで行ったらしいが、
すごく疲れたそうだが、今日は昨日ほどではないそうだ。

そのお陰で、菊じい、お腹が鳴り始めた。
それも入院前に鰻屋へ行った時の音ではなく、
空腹時に健康な人でもなる音だ。
そう、胃腸が活動を開始し始めたのだ。

明日からは、食事が出るそうだ。
そうなると、点滴も外せる。

菊じい、退院に向かって、一歩一歩、
着実に歩を進めている。
by l-cedar | 2011-10-30 19:46 | 菊じい