笑う警官-復習
2009年 11月 13日
「笑う警官 佐々木 譲 著 ハルキ文庫」を復習した。
米治郎の推薦度 ☆☆☆
やはり、”☆☆☆”だ。
以前読んで、映画が始まるので、
見る前にもう一度読んでおきたかったので、復習だ。
2度目、1度目に読んだときより、面白かった。
1度目、どこを読んだのだというくらい、の感想文だった。
この小説、警察小説だが、ミステリーのすべての要素を含んでいる。
まず、物語の軸となる事件が起きる。
そして、その解決へ向けて、チームが組まれる。
解決へ、解決へと、そのチームは向かう。
しかし、そのチームが解決しようとした結果、
ではなかったことがわかってくる。
物語は意外な展開へ向かっていく。
チームに、裏切り者がいることがわかる。
さらに、そのチームリーダーは、裏の裏をかくほどの切れ者である。
偉い悪い奴をぶっとばす話、勧善懲悪である。
細かいところに、北海道出身である佐々木譲さんの味、こだわりがある。
津久井(映画では、宮迫博之が演じる)、
苫小牧の高校出身、アイスホッケーをやっていた。
これは、北海道の人間にしかわからない。
北海道以外なら、アイスホッケーをやっていた人間にしかわからない。
苫小牧は、日本のアイスホッケーの聖地である。
日本のアイスホッケーのスターは苫小牧出身が最も多い。
そして、裏捜査本部ができる狸小路のはずれ、佐々木譲さんによれば、
札幌の今、すごくおしゃれな空間だそうだ。
その雰囲気が伝わってくる。
最後の息詰まる、佐伯チームと道警本部との攻防、
裏のかきあい、そして、佐伯チームにいたスパイの存在、
さらに裏をかき、スパイを暴き、逆に利用する、
すごく面白かった、2度目なのに、あらたに読んでいて、興奮した。
佐々木譲さんの文章、やはり、すぅーっと頭へ入ってくる。
先日のトークショー、佐々木譲さん本人が言っていたが、
小島百合巡査、1度目に読んだときは、”まだ”、なんともなく読んだ。
だが、今回の2度目、映画を見ていないのに、松雪泰子さんだった。
映画のストーリー、原作にどれほど忠実だろうか。
佐々木さんは、「映画に負けた」と仰っているが・・・。
さあ、映画、見に行くぞ。
米治郎の推薦度 ☆☆☆
やはり、”☆☆☆”だ。
以前読んで、映画が始まるので、
見る前にもう一度読んでおきたかったので、復習だ。
2度目、1度目に読んだときより、面白かった。
1度目、どこを読んだのだというくらい、の感想文だった。
この小説、警察小説だが、ミステリーのすべての要素を含んでいる。
まず、物語の軸となる事件が起きる。
そして、その解決へ向けて、チームが組まれる。
解決へ、解決へと、そのチームは向かう。
しかし、そのチームが解決しようとした結果、
ではなかったことがわかってくる。
物語は意外な展開へ向かっていく。
チームに、裏切り者がいることがわかる。
さらに、そのチームリーダーは、裏の裏をかくほどの切れ者である。
偉い悪い奴をぶっとばす話、勧善懲悪である。
細かいところに、北海道出身である佐々木譲さんの味、こだわりがある。
津久井(映画では、宮迫博之が演じる)、
苫小牧の高校出身、アイスホッケーをやっていた。
これは、北海道の人間にしかわからない。
北海道以外なら、アイスホッケーをやっていた人間にしかわからない。
苫小牧は、日本のアイスホッケーの聖地である。
日本のアイスホッケーのスターは苫小牧出身が最も多い。
そして、裏捜査本部ができる狸小路のはずれ、佐々木譲さんによれば、
札幌の今、すごくおしゃれな空間だそうだ。
その雰囲気が伝わってくる。
最後の息詰まる、佐伯チームと道警本部との攻防、
裏のかきあい、そして、佐伯チームにいたスパイの存在、
さらに裏をかき、スパイを暴き、逆に利用する、
すごく面白かった、2度目なのに、あらたに読んでいて、興奮した。
佐々木譲さんの文章、やはり、すぅーっと頭へ入ってくる。
先日のトークショー、佐々木譲さん本人が言っていたが、
小島百合巡査、1度目に読んだときは、”まだ”、なんともなく読んだ。
だが、今回の2度目、映画を見ていないのに、松雪泰子さんだった。
映画のストーリー、原作にどれほど忠実だろうか。
佐々木さんは、「映画に負けた」と仰っているが・・・。
さあ、映画、見に行くぞ。
by l-cedar
| 2009-11-13 20:00
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