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第三双生児
第三双生児(上) 原題:The Third Twin
ケン・フォレット
著 佐々田 雅子 訳 新潮文庫」を読んだ。 

米治郎の推薦度 ☆☆

この本、読みたいと思っているうちに廃版になってしまい、
残念に思っていて、あちこちのブックオフで探していたが、
先日、秋葉原のブックオフで上下とも発見して、
「やったー」と声が出そうになったが、
何とかこらえて、喜び勇んで、即購入した。

これ、映画はないのかと思ったら、あった
主役の双生児の研究をしている女性博士ジニーは、トップガンの
トム・クルーズと恋に落ちるケリー・マクギリスが演じているらしい。

舞台はある変質者が、大学のキャンパスで女性を
凌辱していることを想像するシーンから始まる
何とも物騒なところから始まる。彼はそれを
我慢できずに実際にやってしまう。
主人公ジニーの助手、リサはその魔の手の犠牲になり、
火事の中で、強姦されてしまう。
一方、ジニーは、双生児の研究をしていて、
違う環境で育てられた一卵性双生児は、
違うのか、違わないのか、例えば、凶暴性は
似てしまうのかを研究しており、自身で開発した
プログラムにより、違う環境で育てられた
一卵性双生児を発見して、その片割れを
研究室に呼び、調査を始めようとしていた。
彼女を大学に招へいしたベリントン教授は、
その一卵性双生児の片割れを見て、驚愕する。
実は、教授は、彼を知っていたのだ。
それは、ジニーがパンドラの箱を開けてしまった
瞬間で、ジニーとベリントンとの闘いの始まりを
告げたゴングだった。

見てはいないが、テレビで”Wの悲劇”をやっているが、
よく、顔が自分に似た人が世間には3人いると言う。
この本は、他人の空似ではなく、一卵性双生児の話。
あなたは、自分が一卵性双生児の片割れだなんて
事を思ったことはありませんよね。
癖や好みもすべて一緒で、しかもそれは
一人ではなく・・・。

ドラマのネタに困っているテレビ局の担当者、
舞台を日本に焼き直しして、ドラマとしても
面白いのではと思った。
”Wの悲劇”より面白いと思う。
(見てないけど・・・)

そういえば、ケン・フォレットのサイトを見たら、
巨人たちの落日(原題:Fall of Giants)”の続編、
”Winter of the World ”っていうのが発刊されたらしい。
早く和訳本出て欲しいなぁ。ソフトバンクさん、ヨロシク。
# by l-cedar | 2012-05-14 08:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
ハイエース覆面PCが・・・
面白いところを発見してしまった。

護国寺交差点から不忍通りを清戸坂を
上って、目白通りにぶつかる手前。

ここは、晴れた休日の午前中、
ほぼ9割がた、ネズミ取りをやっている。

今日もやっていた。
婦人警官が計測器のところにいるが、
立ちあがって暇そうである。
もう、昼近くだし、そろそろ終了か。

先へ行くと、シルバーのハイエース交通覆面PCが
少し、斜めっている。その前には180系白黒PCが
反対を向けてボンネットを開けている。
ハイエースとゼロクラPCの間は、バッテリーコード。

ハハハ、ネズミ取りして止めていたら、
バッテリー上がっちゃったらしいっす。


# by l-cedar | 2012-05-05 13:01 | 特殊車両 | Trackback | Comments(0)
国際スパイ・ゾルゲ
「国際スパイ・ゾルゲ(NHK製作)【YouTube】」を見た。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

これも著作権の関係で、YouTubeから削除される可能性が高い。
よって、興味を持った方は、早く見ることをお勧めする。

現代史スクープドキュメント1991年10月7・8日に
放送されたNHK製作のドキュメント。
なんと旧ソ連KGBに取材をしている。
そして、驚くなかれ、ゾルゲと日本で一緒に生活していた
石井花子さん(映画では、三宅華子として、葉月里緒菜さん
が演じている)の実物が出てくるのである。
KGBが公開したゾルゲのソ連においてきた
妻への手紙も良くソ連が公開したものである。
今となっては、ソ連崩壊への序章だったのかもしれない。

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リヒャルト・ゾルゲ、実在の名の残るスパイとして、
命をかけて、まさに歴史を変えた、
そして、世界を救った人物である。
# by l-cedar | 2012-05-02 08:21 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
スパイ・ゾルゲ (映画)
映画「スパイ・ゾルゲ 監督・原作:篠田正浩」を見た。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

と、言っても、なんとYouTubeでだ。

これ、著作権の関係で、YouTubeから削除される可能性が高い。
よって、興味を持った方は、早く見ることをお勧めする。

先日、感想文で記事にした「ゾルゲ 引き裂かれたスパイ」を
ほぼ忠実に描いた映画である。
YouTube、20本に分割されている。

監督の篠田正浩氏が、小春演じる山崎淑子
(ブランコ・ド・ヴーケリッチ(ゾルゲスパイ団)夫人)の父親役で、
先日、叙勲された夫人の岩下志摩さんが、近衛千代子(文麿夫人)役で、
チョイ役で出演されている。
本木雅弘氏演じる尾崎秀実、
そして、夏川結衣さん演じる尾崎英子(尾崎の妻)が良い。

CGで再現された当時の東京(銀座や有楽町)、上海も見ものだ。
2/26事件の様子の描写も生々しい。
そして、本の紹介のところではあえて書かなかったが
ゾルゲが2/26事件の背景を正確に掴んでいることも驚きだ。
また、日独伊三国同盟の締結までに至る日本政府の
心理、状況を的確に掴んで、ソ連へ報告している。

何日かに分けてみるのもおススメだ。
連休後半は天気が悪そうなので、いかがであろうか。
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最後のジョン・レノンのイマジン、その歌詞の字幕スーパーが
あらためて、ジョン・レノン、そして、リヒャルト・ゾルゲ、
すごい人だと思った。

共産主義、社会主義は、資本主義に負けたのではない。
人間の権力欲、支配欲、人間の欲に負けたのだ。
資本主義は、その人間の欲望を追求することに良く合っている。
だが、その上での平和とは何だろう。
ゾルゲはわかっていたのだろうか。
尾崎秀実はわかっていたのだろうか。

東京、多摩霊園に彼らの墓はあるらしい。
# by l-cedar | 2012-05-01 08:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
ゾルゲ 引き裂かれたスパイ
ゾルゲ 引き裂かれたスパイ(上・下) 
原題:Stalin’s Spy: Richard Sorge and the Tokyo Ring
ロバート・ワイマント
著 西木正明 訳 新潮文庫」を読んだ。 

米治郎の推薦度 ☆☆☆

この本の主人公、リヒャルト・ゾルゲをご存じだろうか?
彼がいたから、今のヨーロッパ、今の世界があると言っても過言ではない。
この本、発刊時につい読み逸れてしまい、ずっと探していて、
ブックオフで手に入れて、読んだ。
西木正明氏の訳であることも興味をそそられていて、
どこの本屋を探しても見つけられなかったことを後悔していた。
リヒャルト・ゾルゲ、ウィキペディアにリンクしたので詳しくは
それを読んで欲しいが、太平洋戦争直前に特高警察によって
逮捕され、日本を震撼させたソ連のスパイである。

米治郎、ゾルゲのことは多少知っていた。
しかし、ドイツ人で、ドイツの記者で、日本のドイツ大使館に
出入りしていて、ナチス党員であったゾルゲが、なぜ、ソ連の
スパイだったのかが良くわからなかった。
この本を読んですべてを理解できた。

さて、冒頭のヨーロッパを救った話だが、ソ連は、西からは
ナチスドイツに攻められ、モスクワの直前まで攻め入れられていた。
しかし、東側の日本が怖くて、スターリンはシベリア側の兵を
ヨーロッパ側に送りこむことを躊躇していた。
シベリア側の兵を一気にヨーロッパ側に向かわせたのは、
ゾルゲの情報だった。「日本は絶対に攻めてこない」
この情報で、ソ連は、ドイツを巻き返し、一気に反撃に出て、
アメリカとともに、ヨーロッパをナチスから救えた。

酒飲み、女たらし、日本のドイツ人社会に溶け込み、
ドイツ大使の御意見番として君臨して、その情報を
ソ連に送っていたゾルゲ。
この本は、小説ではなく、残された文書などを忠実に
つなげているノンフィクションである。
米治郎は、ゾルゲとともに逮捕された尾崎秀実にも
興味を持っていた。
朝日新聞の記者だったことで、ある意味その思想は
理解できていたが、その後、中国研究の第1人者として、
当時の近衛内閣の嘱託として活躍して、逮捕時は、
満鉄調査部だったのである。
この辺の経緯がわからなかったが、良く理解できた。

ゾルゲと尾崎、当時の日本で良くここまで
スパイとしての活動ができたものである。
命を賭して・・・。
# by l-cedar | 2012-04-30 16:41 | Trackback | Comments(0)
神奈川県警の大追跡
まるで、西部警察さながらのカーチェイスである。

先ずは、神奈川県警のゼロクラウン白黒PCが見つけた白いチェイサーの追跡劇から始まる。


番組変わって、V35覆面PCとのカーチェイス。これ、横浜です。


このチェイサーもしたい放題。V35覆面PCもぶつけて止めないところが日本流。


と、まあ、最後は、いろいろおまけもついての逮捕劇。


この手のマークツー、チェイサー、クレスタって盗難が多いらしい。
# by l-cedar | 2012-04-17 08:00 | You Tubeより | Trackback | Comments(0)
さらば雑司ヶ谷
さらば雑司ヶ谷 樋口 毅宏 著 新潮文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆

このブログ更新、1ヶ月以上のご無沙汰である。

米治郎の住んでいる豊島区高田、その隣町が雑司ヶ谷である。
”雑司が谷”ではなく”雑司ヶ谷”である。
もちろん、”憎死我夜”でもない。
間違うと雑司ヶ谷出身の作者、樋口毅宏氏に殺されるだろう。
何しろ「小説界のタランティーノ」といわれている。
この本のハードカバーが出た時、すごく騒がれ、題名と
雑司ヶ谷出身の作者に興味を持っていた。
意外に早く、文庫化され、ツイッターでの称賛ツィートも多く、
実は、発売後すぐ(平成24年2月)に読了していたが、
感想文がずいぶん遅れてしまった。

購入時、別の本を読んでいたので、奥さんに「読んでみたら」
と、渡してあったが、バイオレンスシーンが大嫌いな奥さん、
14ページ目で、「もう読めない、つまらない」とギブアップ。

断っておくが、隣町の雑司ヶ谷は、この本に書かれているように、
マコトやヒカルやタカシやマサやシュンがいる騒々しい
ウエストゲートパークな町とは違い、どちらかというと
谷根千に近い下町情緒あふれて、ババアとこの本で
主人公が呼んでいる国を操作できる教祖はたぶん住んでいない。
まして、都電の中で撃ち合いは起こらないので安心して欲しい。

水道橋博士さんと、町山智浩さんという人の
ダブル解説も興味を持った。

まあ、何しろ、全編、劇画を読んでいるようだが、
風刺、シリアス、洒落があふれ、ある方たちには
とんでもなく面白いだろう。

と、気がついたら、中身を少し話してしまったが、
これで読む気になったら読んでみろ!
# by l-cedar | 2012-04-15 08:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
疑心 -隠蔽捜査3-
疑心 -隠蔽捜査3- 今野 敏 著 新潮文庫」
を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

これは、面白かった。
堅物で、論理、理性しか信じない警察キャリア官僚の竜崎伸也が、
なんと、後輩の女性警察キャリア官僚に恋してしまうのである。
しかも、その局面は、アメリカ大統領が来日することが決まり、
その警備が始まり、息子の薬物使用という不祥事で、
大森警察署長である竜崎が、本来、第2方面本部長が、
大統領警備の第2方面警部本部長にならなければいけないのに、
第2方面本部長を飛び越し、第2方面警部本部長に就任する。
そこには、ある裏があった。
さらに、大森署管内で起きた交通大事故、そこから
消えたトラック運転手。
前作、果断から続く竜崎と大森署の戸高刑事とのやり取り、
すごく、面白い。

1作、隠蔽捜査で、会っている女性キャリア官僚が、
第2警備本部長である竜崎の秘書官として、
派遣されてきて、彼女に恋してしまう竜崎の男心。
これって、きっと男が一生で一回はある女性への恋心を
見事に描いて、おじさん達の心をつかんでいる。
警察小説、1作、2作のあのノリを期待した読者には
見事に裏切られるが、それが読者の心に反して、
「こう来たか!」と、思わせる秀逸だった。

さて、アメリカ大統領を無事、警備できるか?
そして、竜崎の恋心は・・・。
# by l-cedar | 2012-02-15 08:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
廃墟に乞う
廃墟に乞う 佐々木 譲 著 文春文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

第142回直木賞受賞作品である。
佐々木譲さんは、「選考委員の先生方からの『永年勤続表彰』の
意味もあったのではないか」と、仰っておられる。
本来なら、138回の直木賞にノミネートされた「警官の血」で
取っていなければいけなかった。
だから、”永年勤続表彰”と仰られたその言葉は頷ける。

まず、その設定、佐々木譲さんがこだわる北海道、
その各地を描くために、北海道警の捜査1課の刑事が
PTSDで休職中という設定である。
これは、見事である。警察官であるが、探偵なのである。
そう、探偵ハードボイルドとも言える作品である。
しかも、ハードボイルドとは、匂わせないのも素晴らしい。

短編集で、「オージー好みの村」、「廃墟に乞う」、
「兄の想い」、「消えた娘」、 「博労沢の殺人」、
「復帰する朝」の六編からなる。
全編を通しての主人公、仙道孝司は北海道警の
捜査1課の刑事、何らかの事件で、PTSDになり、
心療内科で経過観察中で休職中である。

その仙道が、過去に扱った事件の関係者たちから
相談を受けて、6つの事件を解決していく。
相談者は、過去の事件の加害者、被害者、
そして、その事件の担当刑事だったりと
ストーリーテラーは見事である。
特に、題名にもなっている「廃墟に乞う」は
見事である。さらに、最後の「復帰する朝」では、
なぜ、仙道がPTSDになってしまったかが
明らかになり、なぜ、直木賞を取れたかが
わかった。この短編の構成で、
仙道という主人公が、刑事でありながら、
探偵として、自分が所属している北海道警察と
相反したり、協力したり、六編別々の設定が
秀逸である。

この”廃墟に乞う”のすべてを読んで、
これで、直木賞を取れたのがわかった。
# by l-cedar | 2012-02-11 20:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
暴雪圏
暴雪圏 佐々木 譲 著 新潮文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆☆☆

川久保篤巡査部長、かっけぇー。
500ページ目、「うわー、かっこいい」と思った。

”保安官小説”だそうだ。
巻末の解説、コラムニスト香山二三郎によると、
制服捜査”、この”暴雪圏”の
所謂、“駐在警官・川久保篤”シリーズ は
”保安官小説”という位置づけだそうだ。
”制服捜査”は、佐々木譲さんに厳しく”☆”だったが、
この”暴雪圏”は、迷わず、”☆☆☆”である。

実は、この前に読んだ、ケン・フォレットの”ペーパー・マネー”が
今一つだったので、この”暴雪圏”を読み始めて、非常に安心したのだ。

川久保篤巡査部長が単身赴任で勤務する北海道十勝の志茂別駐在所、
そこを3月の彼岸、彼岸荒れといわれる暴風雪が襲う。
幹線道路は、吹雪と大雪で遮断されてしまう。
そこに、いろいろな事件が起こり、それが佐々木譲さんの見事な
ストーリーにより絡み合って、一つになっていく。

まず、上手いと思ったのは、この暴風雪が、過去に小学生が
帰宅途中、遭難した事件を町の生き字引の片桐に語らせて、
如何にすごいモノかを読者にわからせる手法、見事である。

そして、いろいろな事件が、川久保篤、駐在警官一人だけの
小さな町に重なって起こりはじめる。視点はすべて、その
当事者に語らせる手法も見事だ。

最後は、冒頭に語ったように、最悪の拳銃を持った犯人と
相対してしまう川久保篤、撃ち合いになるが
冷静に判断を下していく。

それが、川久保篤巡査部長、かっけぇー。
# by l-cedar | 2012-02-04 21:00 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
ペーパー・マネー
ペーパー・マネー原題 PAPER MONEY ケン・フォレット 著 
日暮雅通 訳 新潮文庫」を読んだ。

米治郎の推薦度 ☆

冒頭、男なら万国共通、誰もが憧れるシーンから始まる。
パーティーで連れ出したすごい美女と一晩を共にして、
目が覚めて、隣の美女を眺めながら、その女性の全身を
昨晩の出来事を思い出しながら、再度、観察していく。

しかし、その観察している男性は、政治家であり、
政府の権威ある役職についていることがわかってくる。
ここからがケン・フォレットの真骨頂である。
さらにいろいろな人物のその日に起こった出来事を
語りながら、登場人物が絞られてくる。
しかし、その人物たちは、最初から結びつくこともあるが
ほとんどは結び付かない。
例えば、冒頭の政治家と、その後に登場するギャング、
そして、資本家、夕刊紙の記者。

ケン・フォレットの作品らしく徐々に盛り上がってきて、
すべての登場人物が、糸を紡ぐように結びついてくる。
これがまさにケン・フォレットである。
小説で、いろいろな人物が出てきて、その人物たちが
結びついてくるのは、当然の手法であるが、
その結びつきを読者に如何にわからせないか、
想像できないような結びつきに仕上げるのが、
作家の腕の見せどころである。その手法を見事に
表現するのが、まさにケン・フォレットのやり方であり、
彼の真骨頂である。

ただ、ケン・フォレットを有名にした「針の眼」より
初期の作品だそうで、終わり方が今ひとつであった。
しかし、ケン・フォレットファンにはたまらない作品である。
# by l-cedar | 2012-01-28 16:23 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
家族と散歩
みんなで散歩に行ってきた。

散歩へ行く前は、嬉しくてこんなになっちゃう。


この速さ、決して早回しではないよ。


ピックは何しろ歩くのが速い。
小さいのにどんどん歩いて行く。
ついて行くのが、たいへんだ。
あの小さい歩幅で、この速さ。
電信柱の手紙にも見向きもしない。
前を見て、脇目もふらず歩いて行く。
ただ、他の犬には異常な反応を示す。
たぶん、あの場所を思い出すのだろう。

早稲田のカフェまで行ってきた。

普通に歩いて大人の足で、20分くらいだが、
15分かからずに着いてしまった。

早稲田大学の大隈講堂横にあるカフェ、
屋外の席は、ワンちゃん同伴OK(たぶん)、
パラソルヒーターが2台置いてあるので、冬でも暖かい。
# by l-cedar | 2012-01-10 08:00 | 新しい家族【ピックヨウル】 | Trackback | Comments(0)
謹賀新年
皆さま、あけましておめでとうございます。



今年も”感想文”、”日々”、”菊じい”、”感想文【復習】”、
そして、”新しい家族【ピックヨウル】”等々、
頑張って記事を書いていきます。

今年もよろしくお願いします。
# by l-cedar | 2012-01-01 08:00 | 日々 | Trackback | Comments(2)
今年のベスト8
本来のこのサイトは感想文。

そこで、大晦日に総決算、
米治郎が読んだ今年のベスト8を・・・。
非常にマイナーで、勝手なベスト8.

8位
猛き海狼
これは、ほとんど誰にも受け入れられないかもしれない。
第2次大戦中のドイツ国内が良く描かれている。
ナチスは国民にどう受け入れられていたか?

7位
銀座ブルース
意外に秀逸だったのがこれである。
終戦直後の日本の刑事警察、
そして、有名な事件の背後には何があったか?

6位
警官の血
【復習】だが、佐々木譲ファンとして、これを上げた。
実は、極端に読む量が減って、佐々木譲さんの
作品を今年はあまり読んでいない。
これが、直木賞を取るべきだったのでは・・・。

5位
鎖された海峡
逢坂剛さんの所謂イベリアシリーズ。
第2次大戦のヨーロッパ戦線もいよいよ連合軍の上陸作戦へ。
さて、連合軍はどこから上陸するのか?

4位
しゃぼん玉
乃南アサさんのシリーズものではない単品。
なぜ、こんな若者の心理がわかるのか?
それほど秀逸な心理描写、そして、この読了感。

3位
ウェルカム トゥ パールハーバー
西木正明さんのこの題名、まさにそのものズバリ。
太平洋戦争、日本はいかに真珠湾を攻めさせられたか?
なぜ、あの戦争をしてしまったか?
情報戦としての太平洋戦争前夜が描かれ、
米治郎的にドンピシャ。

2位
銀のみち一条
玉岡かおるさんのこの手のモノ、
非常に読み応えがある。
明治の女たちの逞しさを描かせたら秀逸である。
生野銀山に生きる人々の心が、わかりやすい文章で
次から次へと読んでいける。

1位
巨人たちの落日
1位はやっぱりコレだろう。
ケン・フォレットの最新作、ヨーロッパがどのように
第1次大戦への道へ落ちていったかを主要な各国に
登場人物を配して、非常に興味深く書いている。
続編もあるとのこと、期待したい。

今年もこのブログを読んでいただきありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。

皆さま、どうぞ良いお年を!
# by l-cedar | 2011-12-31 17:36 | 感想文 | Trackback | Comments(0)
新しい家族
新しい家族を紹介する。

3女の”ピックヨウル(小さなクリスマスの意(Finland))”だ。



クリスマスイブ、正式に、うちの家族になった。



彼女は、所謂、保護犬だ。

動物愛護団体ミグノンに保護されていた。
ミグノンは、東京都各地の保健所の保護センターや、東北の被災地で、
保護された犬をミグノンのシェルターに連れてきて、”預かりさん”と
呼ばれる方たちに育てられながら、譲渡会で、一般に披露され、
譲渡会に見に来た人たちの中から里親を探す(探される)。

ある日、娘のカオルから、保護犬で、ミニチュアーピンシャーがいる、
ついては、連れてきても良いか?との相談があった。

2女が亡くなって、2年4カ月。

2女の事は忘れられない。

しかし、この保護犬のミニピン、うちに来ないと、どうなるのか?
答えは、・・・・・、そう”それ”しかない。
それを考えたら、「いいよ」と言ってしまった。


そして、彼女は、ミグノンのお姉さんに連れられて、我が家へ来た。

本当に良い子である。全く鳴かない。
これには驚いた。散歩もあちこち行かず、ただひたすら歩くらしい。
3女のピックヨウルは、3女というより、カオルの子。
だから、ご飯をやるのも、散歩も、寝るのもすべてカオルがやる。

1週間のトライアル期間で、もし馴染めなかったら、返すらしい。
しかし、我が家では、”返す”などということは考えられない。

そして、トライアル期間の終了、ミグノンへ連れて行って面接がある。
”ピック”を連れて、ミグノンの店内へ入ると・・・。

うちでは全く鳴かなかったピックが悲鳴を発する。
本当に悲痛な叫びだ。
そう、
「もうここへ置いて行かないでー」
と泣いているのだ。
あんなにうちでは鳴かないおりこうさんが、鳴いている。
初めて、感情を露わにした。
「お前はうちの子だよ」
と、諭しても、泣きやまない。
店から外へ出て、やっと泣きやんだ。

ピックは、ブリーダーから捨てられた子らしい。
2~3歳らしいが、何回か出産している。
10個の乳房がピンと立っているのがその証拠だ。
何回か出産して、そのまま捨てられたのだ。
ブリーダーって、商売だから・・・、
しかし、犬を生活の糧としているなら、
そんな奴は許せない。
だから、泣いていたのだ、鳴き叫んでいたのだ。



「さあ、お前は、今日から正式にうちの子だ」

# by l-cedar | 2011-12-26 08:00 | 新しい家族【ピックヨウル】 | Trackback | Comments(2)
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